原宿の占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命など

こんにちは。そまり百音です。

ブログではすっかりご無沙汰しておりました。

気温の変化の激しい今年の夏ですが、いかがお過ごしでしょうか。

＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋

 季節に、時代に、人に、自然に調和する。

そんな「調和」が今年の私のテーマです。 

＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ 

表面張力でぎりぎり保って来た現代社会の泡沫、粉飾決済明暗バランスが

３・１１により一気に表面化して様々な価値観が限界を突破、壊れました。

隠れていたものが出て、眼に見えていたものが泡沫に。歪んだ虚実の陰陽五行がぐしゃり。

これは００年代に入ってからじわじわきていて、感覚の優れている人たちは

ここ２〜３年の間に人生の大転換を体験されてきたことかと思います。

＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ 

私の周りの人たちもどんどん変わっています。もちろん、良い方へ。

この変化は生まれ変わる前の膿み出しでもあったので、辛いことが沢山ありました。

心身共に痛みを味わったことでしょう。実際、病気を患った方も沢山いました。

それでも腐らず諦めずに、環境を変え、やり方を工夫し、前向きに努力を続けた方々。

そういう方々が、今年に入り、ようやく報われるであろう序章を迎えています。

私自身もここ２〜３年は膿み出しが強く、昨年は膿みと産みの総決算。

実際、左卵巣に１０cm以上の大きな腫瘍が発見され、お腹にメスを入れました。

＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋

【皮様性膿腫（ひようせいのうしゅ）】

腫瘍の中に髪の毛や歯、皮膚、目など、人体の一部が形成されるという謎の現象で、

いわゆる手塚治虫が描いたブラックジャックのピノコの元ネタです。

漫画上では生まれられなかった双子の妹が、姉のお腹の中で育ってしまい、

手術で摘出しようとした医者たちを超能力で殺めたり狂わせたりしたというお話。

「摘出しても絶対殺さない、パーツを組み合わせて人間として育てる。」

という約束をしたブラックジャックを信じて、ピノコは誕生した。という設定です。

＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋

実際にはそんなことがある訳はないようですが、遺伝による病でもなく、

生活習慣によるものでもなく、現代医療でも原因不明の病です。 

卵巣は生命の元であり核となる卵を作る場所ですからね。

海のように計り知れない未知の領域なのだそうです。 

大きな手術を伴う入院は人生で初めて。

家族や友達にはとても心配されましたし、手術が無事成功し、

悪性腫瘍ではないと分かるまではやっぱり不安がありました。

でも人は遅かれ早かれ必ず死ぬから、めーいっぱい楽しんで笑って生きたいな〜

というのが我が人生のモットーなので

なんだかんだで楽しみながら入院＆療養生活を過ごすことができました。

入院中も同室のお友達、主治医、お見舞いに来てくれたお友達、家族と

笑いすぎてお腹の傷口が開いちゃいそうになりながら

驚異の回復力で一番早くに退院できました。

今となっては興味深い現象を体験できたなぁと思っています。

（でももう切腹手術はこりごり・・・笑）

＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋ー＋

そんな訳で、昨年は膿み出しの総決算を終え、産み出しの種を手に入れた感じがします。

別れ道。湧かれ未知。不思議な体験と不思議なご縁で出会えた人や場所も、文字通り、沢山。

これらの出来事は生まれて来た意味や、今いる環境、出会った人たちとの関係性、これからetc...

すべてがすんなりと腑に落ちたような、人生の転機となる象徴的な出来事でした。

無理をし続けると病気になる。何もしなさ過ぎても同じ。

自分らしく、生を活かすこと。バランス。調和。

極端から極端へと動く病だった、ぎりぎりの現代日本にとっても

身の丈に合ったエネルギーバランスを整えること。「調和」がキーワード。

三位一体。天地人。３。調和。三拍子、ワルツ。

どんな仲間と、どちらで、どんな風に踊りましょう。

選ぶのはいつも自分。選べるという羽、自由を持っているということ。

あとはひたすら風を待つ。わくわくしますね。