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人生は長い、されど時機というものがある
日本人の平均寿命は70代後半から80代。
60歳時点で亡くなっている人が日本では4,50人に1人なのだと10年くらい前に聞いたことがあります。
これから、平均寿命が短くなることはあるでしょうがいきなり60歳になるとは考えにくいですよね。
仕事が苦痛だと言う人。
家族の世話が大変で自分がなんのために生きているかわからないという人。
一般的には定年は60代
家族については育児に限れば20年経てば成人。
アナタが必要とされる場所はあと何年でしょうか?
親のために、親が心配だと言う人。
親を介護するといっても自分が8,90歳まで生きるなら
親は何十年も前に亡くなります。
年金がもらえる歳からを仕事や家庭を離れた自身のアイデンティティでいきていくと考えると平均寿命まで短くても十数年。長生きして95とかなれば30年。
生まれて成長して入学や卒業を繰り返し就職やら結婚やら家購入やら家族が増えたりといったすべてのイベントが起こる人生よりも下手したら長ーい老後が待っている。
今の仕事は自分のやりたいことではないと思う人へ。
やりたいことってじゃあなんでしょうか?
やりたいのに就けない理由は?
それが運でも、実力でも目指してダメならどこかで踏ん切りをつけるしかありません。
努力していないというなら努力すれば良い。
たとえ、最初の目標と違った形になったとしてもその努力はゼッタイに無駄になりません。
この人と一緒にいて良いの?と思う人へ。
老後その人と一緒に二人で居られますか?
想像できないのなら、その人と一緒にいることは無駄です。
長い人生でも、若くしがらみのない時は誰にでも一瞬しかありません。
仕事や家族といったものから離れて、自分自身がどう生きていきたいのか
何をしていると楽しいのか
生きていく意味をどこにおくのか。
巷で「老いの才覚」をはじめとして第二の人生やリセットに焦点を当てた本が売れているのは
社会が成熟したと同時に、人々もまた仕事や家族一辺倒の価値観から自分自身をよりよく生きることに目を向け始めているとも言えるんじゃないでしょうか。
勉強したり、恋愛したり、仕事したり、趣味に打ち込んだり、子育てしたりで
変化と己の存在意義を確認できる状況で人生がつまらないならば、老後はさらにどうにもなりません。
お金も時間もあり健康でやりたいことをする老後を送っている人もいるでしょう。
けれども
有り余る時間はあってもお金がない
有り余るお金はあるけどやりたいことがない
やりたいことはあるけど身体が動かない
といったように何かが欠けた形で暮らしていくことも考えられます。
なので、気力も体力もある時に仕事や家族以外の何を自分の柱として生きていくのか考え準備していくのは結構大切じゃないかと思うんです。
突然仕事を退職したらやることがなくなってしまったお父さん。
子供が一人暮らしを始めたらめっきりやる気がなくなってしまったお母さん。
そんな話もまだよく聞きますし
そうかと思えば、一番消費欲が旺盛なのは6,70代だとも言われていますよね。
どうせなら毎日やるせなく生きていくのではなく、楽しんで生きていくことを考える。
自分は何をしていると幸せで、誰と居ると心地よいのか。
これから社会情勢は大きく変動していく可能性が高いですよね。
世間的な幸せではなく、自分主体の幸せの価値観とは何か?を各々が追求する成熟した時代がきたとも言い換えられると思います。
それには自分自身の人生のプロデュース能力というか設計する力が必要かなあと最近考えています。
いつまで頑張るか、次どう展開していくのか。
そのヒントが命盤の中にあるのです。
(坂宮 鈴果) 2011年7月19日 13:31 | 個別ページ | トラックバック(0)
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