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小人の調査が入る頃

 

 

こんにちは。紫村明世です。



この時期になると、そろそろサンタさんに欲しいものを

手紙に書く子供たちも多いのではないでしょうか?


うちの息子(8歳)も、

サンタさんへの挨拶も入れず、いきなり「欲しいもの」列挙の手紙

既に2回書き直しています(>_<)


昨年、「サンタさんは本当にいるの?」(きたっビックリマーク)と聞いてきました。

私が、「サンタさんがいないと思った時から、

サンタさんからはプレゼントが来なくなるんだよ~。」

と答えたら、

「○○くんは、いないって言っていたけど、僕はサンタさんはいると思ってるよ。

フィンランドのコルバトントリの山のふもとに住んでるもんね。」

と信じていることを強くアピール!


それ以来、私に 「サンタさんはいない」 と言ってしまったら、

プレゼントは来ないぞ!!と思っているのか、

サンタさんの正体を疑っている様子は見せてません。


フィンランドのコルバトントリというのは、

「サンタクロースと小人たち」という絵本に書いてあったのですが、

その名が印象的で、今でも息子は口に出しては一人でウケている。


幼稚園のころ、息子が大のお気に入りだったこの絵本。



お日様とお月様の夢
 


お日様とお月様の夢
 



絵もお話も夢があって、私にとっても忘れられない絵本になってます。

内容は、

★ サンタクロースと小人たちが一年間をどのように過ごしているのか

★ 小人たちが、大工さんの工場、織物工場、印刷工場で

一生懸命にこどもたちのプレゼントを作っていること

★ 小人が秋になると、子どもたちに見つからないように、

よい子にしているか調べにくること

★ どうして、サンタさんが1日で世界のこどもたちにプレゼントを

届けることができるのか?

など・・・


この絵本のおかげで、

「そんなにわがまま言うと、小人さんがどこからか見ていて、

サンタさんに報告して、プレゼントがもらえないかもよプンプン

という息子への脅しは、今の時期だけは効き目があるのです!

(あ、今年はちょっと効かなくなってきたかな。)


絵本にこんな一節があります。

「世界には ほんとうに いろんな国が あるんだね。 

住んでる家も 人びとのくらしかたも ちがうけど 

子どもは どこでも 同じだな。」 

とおい国までいった 小人が、いいました。


同じ地球の中で、今・この瞬間にも、飢えに苦しんでいて、

「クリスマスプレゼントは夢のまた夢」である子どもたちが

たくさんいることを思うと、心が痛みます。

子どもはどこでも同じ。

どの子どもも、愛されて健やかに育って欲しい。

少しでも自分にできることをしていかなければと、

クリスマスを前にあらためて思ってます。

 

(次回続く)


 

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