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99の感謝

【九十九神】

“付喪神”とも書きます。

“つくもがみ”と読みます。


長い間人に使われた【道具】には神や霊が宿り、

人々に幸や不幸をもたらすという考え方です。

時には妖怪として描かれることもあります。


これには山や川、岩や大木などの大自然に神が宿ると考えた

太古の日本人の思想である自然崇拝や精霊崇拝の影響がみられます。

神社が存在する以前には、

大木や大岩といった大きくて年月の経っていそうなモノを

神が降りる、“依り代”として崇めていました。


「もったいない」

という言葉がありますが、

これはもともと仏教用語の「物体」(もったい)からの引用ですが、

これも霊魂が宿ると考え、モノを大切にしてきた日本人らしい言葉といえます。


このような考え方から何年も使ったものを処分する際には、

物に宿った霊魂の祟りが起きないように、

感謝の念を込めて処分したわけです。


昔から日本人は【物】を神や霊魂が宿る存在として、

畏敬の念をもって扱ってきました。


こうした【物】にたいする人々の恐れや尊敬の念が、

九十九神の概念を生み出したのかもしれませんね。

 

 

某 件太郎

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