原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

「１、３、５、７、９、１１、１３」という数字の並び。

これには“すべての数字が奇数である”　という法則で並んでいます。


では、「１、３、６、７、９、１０、１３」は？

これは左から順に数字が増えていっている、というだけの法則です。

どうしても、ついつい複雑な法則を探そうとしてしまいますよね。


これは人類が不規則な並びや現象を見た時に、

そこに、ある法則性を見つけようとしてしまう本能があるからです。

人間はもともと “ 法則好き ” の生き物であるといえます。


ではなぜ、そんなに法則好きかといいますと、

つまるところ、

“生きていかなければならない” または “滅んではならない”からなのです。


そういった意味では人類の「防衛本能」だといえます。

人類の武器である知恵をつかって、

なんとか問題に対処し、生き残るための方法をみつけようとしてしまう本能です。


例えば、天候もその一つでしょう。

不規則に変わる天候。そこにある一定の法則を見出し、

コントロールまでとはいかなくとも、

予測し、対策を立てようとするわけです。

予告なしに気まぐれに変わりゆく天候。

それは昔の人たちにとって脅威であり、

農業を営む人たちにとっては死活問題でもあったわけです。


ですから、太陽や月、星などの同じ “ 天 ” に属するものの動きを

詳細に観察し統計データとして記録することで、

暦をつくり、一定の法則を見出したのです。

すべてがその法則をもとにして説明できるもの。

つまり例外の少ない絶対的な法則みたいなものを作ろうとしたわけです。


西洋では「地水火風」の【４大元素】。

東洋では「陰と陽」の【両儀】、「木火土金水」の【五行】。

などがそうです。


これらの法則は、不規則な動きをみせる大自然や

生と死といった、人の力では抗い難い現象に対して

恐れと敬意を抱きながらも、

それをなんとか予測しコントロールようとした、

人類の挑戦の歴史でもあるのです。
 

って、ちょっとタイトルがアレ過ぎました。
 

某　件太郎