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オリジナル風水
「風水」という占いがあります。
地相や家相を見る占いで、
【相術】(そうじゅつ)といわれるジャンルにはいります。
相術。その名のとおり、手相、家相、印相(ハンコの相)など、
目に見えるものの形(相)から吉凶、相性などを判断するやり方の占いです。
名前の画数で判断する、「姓名判断」なども実はこの【相術】のひとつです。
これらの占いに共通することは、
形を見て判断することですが、
形によって、吉になったり、凶になったりするということは、
悪い結果でも、形を変えてしまえば、吉になるということです。
実に前向きな占いですよね。
家相でいえば、引っ越しや改装、増築などの手段で、
住む場所や家屋の形を変えたり、
インテリアの配置を変えて、部屋の相を変えたりすることで、
開運ができるというものです。
気学にも家相術としての機能があります。
まあ方位の考え方をそのまま家相に応用したもので、
本来の風水術とは似て非なるものなんですけどね。
ちなみに本来の風水術は生まれ年や性別によって、
吉や凶の方位が変わります。また家の向きや周囲の環境によっても
吉や凶が変わるのです。
非常に本格的で少々難解な部分もあります。
一方、
気学で見る家相はだれでも同じ方位を使います。
非常にわかりやすく、手軽に行えるのが特徴です。
周囲の状況(道や周りの建物、地形)はほぼ関係しません。
こうして比較してみると、
気学で行う相術は本格的な風水術を簡単にしたもののように聞こえます。
気学は言ってみれば、中国で発祥した占いに
日本人向けのアレンジを施した、
日本人専用の占いであるともいえます。
日本と中国では、気候も風土も思想も大きく異なります。
そういった意味では、気学を使った風水術があながちニセモノではないのではないか、
日本という土地に合うように造られているのではないか、
と思えるのです。
某 件太郎
(某 件太郎) 2012年5月22日 23:52 | 個別ページ | トラックバック(0)
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