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順路→

前回まで、

占いにもいろいろなジャンルがあり、

九星気学がすべてのジャンルに対応できる占いであることを

書いてきました。

 

・ 運命宿命を見る、【命術】

・ 一つの事象(お題)の吉凶や経過を見る。【卜術】

・ 形(相)を見て吉凶の判断をする。【相術】

・ その人によって良い方位と時間をえらび、
移動することによって開運する、 【方位術】


実際にどれが優れてどれが劣っているかなんてありません。

ジャンルごとにそれぞれの特徴があり、

用途によって使い分けると便利そうですよね。

気が向いたものから始めればよい気がしないでもありません。



でも実は

これらは互いに関係しあっているわけです。


例えば、

【命術】で見ると物件運とか不動産運が悪い人がいます。


そういった人が【風水術】だけ夢中になってを行ったところで、

劇的な変化を得られるケースは少ないでょう。



またこんな人もいます。

命術でみて移動運が悪い人。

こういった人が莫大な時間やお金を割いて、【方位術】を敢行しても

なぜか効果は薄い場合が多いのです。


これは不思議とやり方が間違っていたり、

情報が間違っていたり、

その時期にたまたま邪魔が入ったり、

などの現象になって現れることが多いようです。


ではどうすればよいのか。


先ほど各ジャンルに優劣の差はないといいましたが、

順序はあります。


1命 2運 3風水 4積陰徳 5五念書

と言われています。


開運するための順番ですね。


1、【命術】を使って生まれ持った運命や宿命、自分の特性を調べ、

2、【命術】と【卜術】を併用しながら、対策や時期を割り出す。

3、以上の結果を踏まえたうえで【相術】を使って、改善点に着手する。

4、さらに陰徳(隠れてする善い行い)を積み、

5、怠ることなく、読書をして勉強に励む


という感じです。
 

こうした作業は、

アイデアを思いつき、それを実現するときの行動と少し似ていますね。


まず行動する前に、

自分がどのような特性を持っていて、

開運するにはどの方法が一番適切なのか、

どの時期に実行に移せばよいのか、

ということを下調べして、計画するわけです。
 

そして企画書を作り、立てた計画にそって実行していく。

 

いわゆる【段取り】というやつです。

 

こうして仕事のやり方も似たような順序で行われているわけです。

運命学とて同じなのです。

【開運を段取る】わけですね。

 

いかがでしょう、実に合理的な方法だとは思いませんか?




某 件太郎

 

 

 

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