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怖いけど後戻りできない数の世界

 

こんばんは。
松原由布子です。

アレルギーっていろいろありますが、
じんましんとか花粉症ではなく
精神的に拒否反応をしてしまうものも
そう呼ぶことがありますよね。

私の場合は多分数字アレルギーです。
簡単な計算で、99%間違わない場合でも
絶対に2回は確かめて同じ数字にならないと
不安になってしまいます。
アレルギーというより軽い恐怖症かもしれません。

そんな私が数字と仲良くなれそうな気がする
数秘術を磨く毎日について。

イメージとしては、ものすごく高性能で
なんでもバッサリ切り捨てたり、計測したりして
感情なんてないんじゃないの?と疑ってしまう
冷血漢とじっくりつきあうことによって
「まぁ、あなたはこんな素顔を持っていたのね!」
という発見の喜びを感じ、苦手意識を克服する試み。

ああ、できれば数字に恋してみたい!
というのは高望みすぎるかなぁ・・・

冗談みたいですが、小さい頃から染み付いたものって
払拭するのは大変。
これでも結構真剣なのであります。

とりあえず、自分の好きな分野から攻めてみました。
老荘思想、道・タオの思想家・老子先生のお言葉。
占術の世界にも深い関わりがあります。

「道は一を生じ、一は二を生じ、三は万物を生じる。
 万物は陰を負いて陽を抱き、沖気以って和を為す。
 (老子・42章)」

数秘でも1は、
「すべての原点」「何もない空間に現れた点」
「個人として全体性につながる原初のエネルギー」
としてはじめに存在します。

そして2を生じる。2は、
「二次元と関係性」「表裏」「対立」
「二面性のための不確実性」
を象徴します。

1は大いなる可能性を秘めているとはいえ
そのエネルギーは発露を求めて欲求不満。
ひとつで完成しているけれど、
それだけでは生まれた意味を感じられない孤独な数字。

そこにパートナーとなる2が現れます。
ここで初めて二つのバランスが問題になります。
客観性を獲得し、比較することで
互いにより強く自分を認識しはじめる。

陰陽の誕生ですね。
そしてそこから子どもである3を生じます。

こうやって物語があると気づけたら
算数から数学になった時に取り残されたと感じた
寂しい気持ちが和らいできたかも。

少しずつ仲良しになりたいものです♪


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