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桃太郎考察
さて、
桃太郎の話と五行説が関係している、という説があるんですが・・・
と、突然いわれても、一体何のことか、さっぱりわからない人もいらっしゃるでしょうから、
ちょっとご説明します。
日本のおとぎ話「桃太郎」。
桃より生まれ出でた、主人公の桃太郎が、三匹の仲間(サル、キジ、犬)を、
“ きびだんご ” というエサで釣り連れて、
ともに海を渡り、鬼ヶ島へ鬼退治に行くというお話。
すでに、この時点で疑問が湧いてしまいます。
なぜなら、鬼をやっつけに行く理由が語られていないから。
桃太郎はただ、そこに「鬼」がいるから、
という理由だけで鬼退治にいってしまうわけです。
とても素直な理由だと思いますが、
これでは、登山家のそこに「山」があるから、
山に登るという理由となんら変わりません。
まあ、今回のテーマは、「五行説(ごぎょうせつ)」との関係なので、
鬼退治の理由はちょっとおいておきまして。
「五行(ごぎょう)」というのは、
木・火・土・金・水
の5つの要素のことです。
中国ではこの五行から世界はできていて、
世の中のあらゆることが、この五つのどれかに分類可能といわれているのです。
ちなみに、桃太郎が生れた「桃」は五行でいうと「金」に分類されます。
サル、キジ、犬は十二支に当てはめると、
申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)
となって、3つとも「金」の方位になります。
だから、桃太郎軍団は「金」だらけのチームということになるわけです。
ここまではすごく納得できるんですがね。
問題は、敵対する「鬼チーム」なんです。
五行説にもとづくとなると、
ちょっとつじつまあわないんだよな~。
まあ、童話だからそんな掘り下げる必要もないのかもないけど。
といいながらも、次回は鬼チームの分析に入ります。
某 件太郎
(某 件太郎) 2012年7月24日 00:45 | 個別ページ | コメント(2) | トラックバック(0)
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コメント(2)
たちはな萌花 (2012年7月25日 19:14)
こんにちは!たちはな萌花です。
私の遠い記憶には、鬼たちは鬼が島から船でやって来て、村の若い娘たちを食べたり襲ったりしていたので、村人から選出された若者の桃太郎が代表として仲間を連れて鬼が島に乗り込んで行き村を助ける。
という感じなのですが…。
どうでしょう…陰陽五行にどの様に関わって来るのかがわかりません(−_−;)
あと、『鬼に金棒』ということわざには陰陽五行は関係したりするのでしょうか。
教えて!ボーケン先生!
某 件太郎 (2012年7月26日 15:09)
コメントありがとうございます!
桃太郎のストーリーもバリエーションがいろいろとあるようです。
おとぎ話「桃太郎」の解釈も、
古事記の記述になぞらえたものや、鉄資源説など実にさまざまあるようです。
詳細については、
柳田 國男さんをはじめ、各民族学者の先生方が多くの著作を残されています。
五行説の観点からみれば吉野裕子さんの書籍も詳しいと思いますよ。
ご興味があれば、ぜひ調べてみてくださいね。