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心の中のものすごく奥深く - Repressed Memory -
普段、僕たちが感じる、「悩み」や「苦しみ」は、
実は、ごく表面的な部分のものです。
その本当の原因となるものは、心のものすごく奥深くにある、
無意識下に押し込められています。
どうしてそのような、自分の意識も届かないようなところに、
解決の糸口を覆い隠してしまうのかというと、
単に「忘れれてしまいたい」からです。
非常にショッキングな出来事だったために、
本来ならば、記憶から完全に消してしまいたいところだけど、
脳の構造上、それができないので、
「忘れたフリ」をするために、無意識下に仕舞い込むわけです。
20世紀オーストリアの精神分析学者、フロイトの唱えた「自由連想法」は、
無意識下に押し込められた記憶を呼び起こして、
原因を明らかにすることで、悩みを解決しようという試みです。
その方法は、
「横たわって目を閉じ、リラックスした状態で、思い浮かんだことを次々と口に出す」
という、実にシンプルなものです。
最初は普段から口に出して言うような、愚痴ばかりが出てきますが、
続けるうちに、無意識下に抑圧されていた、
コンプレックスや嫌な体験が出てくるようになる、といいます。
・父親への強いあこがれ
・母親への執着や敵意
こういった、ごく幼い頃の体験が、その根っことなっていることが多いようです。
紫微斗数(しびとすう)という占いでも、「飛星(ひせい)」をつかうことで、
その一旦が垣間見えるケースも多々あります。
ただし、いわゆる「トラウマ」に触れることは、
依頼者にとって、辛い「痛み」をともなうことでもあります。
ですから、強く望まれる場合を除いて、
結果に出てはいても、安易に口にすることはありません。
なぜなら、それをどうやって乗り越えるかの方が、重要だからです。
それが、紫微斗数を使った、俗にいう 「 開運法 」 という手段なのです。
某 件太郎
(某 件太郎) 2012年8月20日 02:56 | 個別ページ | トラックバック(0)
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