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領海侵犯のタブー

日本には富士山をはじめとする「霊山(れいざん)」といわれる山が数多く存在します。



中国でも霊山と同じ意味で、神山(しんざん)呼ばれているものがあります。



古代中国人たちは山に仙人が住むと考え、山に仙人がいるのだから、



海の底にも仙人がいるに違いないと考えたようです。



その名残が「龍宮(りゅうぐう)」という理想郷です。




龍宮といえば、日本にも「浦島太郎」の伝説がありますよね。



じつは浦島太郎の伝説は、日本のオリジナルではなく、



古代中国に伝わる民話が輸入されたものだったのです。




詳しくは、海人族(あまぞく)という古代日本の民族が、



中国との交易を通じて、伝えたものといわれています。



『浦島太郎』の発祥地は京都の伊根とされていますが、



ここは九州から移り住んだ海人族の根拠地だった形跡もあるわけです。




果てしなく広い海は古代人にとって、未知の領域だったに違いありません。



未知なるものにたいして、「神」を感じる、恐れ敬うのは現代の僕たちも同じことです。




浦島太郎の伝説も、最後は「天罰」的なバッドエンドで幕を閉じます。



これは、未知の領域である龍宮、すなわち神の領域に入る行為が、



人間としてのタブーを犯すことだという、畏敬の念の現れではないでしょうか?







某 件太郎

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