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男女の差による同音異義
「私っていったい、あなたの何なの?」
ちなみに、僕はいまだかつて、実体験では聞いたことのないセリフですが、
一昔まえのテレビドラマなどでは、よく耳にしたセリフです。
ドラマやなんかで、セリフとして登場するということは、
実社会でも話されうるセリフだということです。
男性からみると、もはや恐怖のセリフです。
逃げ出したくなるような怖さを秘めています。
なぜなら、
僕も、あまりエラそうなことは言えませんが、
「私はあなたの何なの?」という言葉は、
すなわち、「あなたって何様なの?」
という言葉に置き換えられそうな、ニュアンスを漂わせています。
そこに感じるんです。
プライドを。
プライドの高さを。
自分の身の丈の、はるか上空からのプレッシャーに、
押しつぶされる感じがしてしまうんです。
これは、おそらく世の男性すべてに共通して言えることだろうと思います。
九星でいうと、プライドは六白金星が司るものです。
六白金星はそもそも、「男性、父」を表しています。
その昔、プライドは男の専売特許だった時代があったことを証明しています。
メンタル面の弱さから、「プライド」を誇示することで、存在価値を見出してきたのでしょう。
時は流れ、今やユニセクシュアルな時代になって久しくなります。
女性もプライドを持って生き抜く時代なのです。
しかし、男性の潜在意識には、プライドは男のものだという観念が住み着いているのでしょう。
情けない話ですが、ですから、女性のプライドを目の当たりにすると、逃げ出したくなるわけです。
ですから、こと男女の仲を上手くまとめようとするならば、
こういったセリフはマイナスになってしまうといいたかったわけです。
かといって、男性が、
「俺っていったい、お前の何なの?」
というセリフを言ったとしても、
なぜか情けなさは感じても、プライドは微塵も感じ取れないのは気のせいでしょうか?
某 件太郎
(某 件太郎) 2012年9月 3日 02:41 | 個別ページ | トラックバック(0)
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