原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

「風水術」は、土地の相を読み、住環境を整えて開運を試みる占術のひとつです。

ちょっと前、「物を捨てて開運する」というブームがありました。

・片づけが苦手な人は、まずいらない物捨てるところからはじめましょう。

・ゴミの日をチェックして、前日までに袋にまとめ、

・使っていないものをどんどん捨て行きましょう。

というもの。

いらないものを捨てて、整理整頓することは風水のいわば下地づくりのようなものです。

とは言っても、物をなかなか捨てられない人もいるでしょう。

今では使わなくなったけど、気に入って長く使っていた物や、

愛着があってなかなか捨てられない物、

友人からもらったプレゼントなどは、捨てるに捨てれないものですよね。


なぜ捨てられないかというと、そこには物に対する「執着」があるからです。

ある種の念がこもっているわけです。

そういった念のこもった物が家の中に増えすぎると、

運気が落ちたり、健康を害したりします。

五行でいうと「土」の性質が多すぎる状態。

風水でいうと気の流れがよくない環境というわけです。


なかなか捨てられない物がある時に是非試してみてほしい方法があります。

僕の師匠である、中島多加仁先生の著書 『 ちょい足し風水 』 （扶桑社）にも、

書かれている、「九字」という方法があります。

道教の呪術の一種で、物や空間を浄化する作用があります。


やり方は、まず線香（スティックタイプのお香でも可）を用意します。

そして線香を筆がわりにして、捨てたい物に向かって「浄」という字を書くだけです。

「浄」の画数は９画なので九字というわけです。


九字は「書く」とは言わず、「九字を切る」といいます。

つまり、悪い念を断ち切ることを意味します。

この場合はモノに対する執着心を断ち切るわけです。


ちなみにこれは物だけでなく、空間に対しても使える方法なので、

ぜひ試してみてくださいね。

某　件太郎