原宿の占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命など

おはようございます。
松原由布子です。

最近ずっとお話している『ライフパス』。

これは「目指すべき方向性を示す」という側面があります。
ですから、持って生まれた資質がうまく活かせていない場合、
もしかするとライフパスの解説に納得できないこともあります。

今日のお二人は、そんなご夫婦です。

まず、ご主人は「ライフパス３」です。
「３」といえば、感受性や表現力が豊かで、活動的な数。
ですが、コミュニケーションを取ることが苦手なんですね。

そして奥様は「ライフパス２」でした。
調和を重んじる２。
本来なら控えめで温和、保守的なのに、
台風の目のように常に何かをやらかしている元気者です。

いつもお二人一緒に行動されているんですが、
奥様が前に出て、ご主人は一歩下がって付き従う感じ。
ライフパス...取り替えっこしたんじゃないの？
と疑いたくなるほどです。

でも、掘り下げて鑑定させていただいてわかりました。
お二人とも、現状に不満がいっぱいだったんです。

ご主人は、実は小説を書きたいそうなんです。
でも、自分の表現力や文章力の拙さが恥ずかしくて
なかなか完成まで至らないとのこと。

やはり、そこは「ライフパス３」なんですね。
奥底ではクリエイター魂が活躍の場を求めているのに。

このように、ライフパスの象徴するものが、
自分にとっての試練になる。

数秘術では、そういう事例がたくさんあります。

「せっかく表現方法を見つけたのですから、
　つまらなくてもいいから一本書き上げること。
　どんなことも、そこからしか始まりませんからね」

と、お伝えしました。

そして奥様の方は、
人と関わることが多いのに空気が読めず、
バランスが取れないことが悩みの種でした。

幼少期に、人の顔色を読み過ぎて疲れたとのこと。
あぁ〜、これはライフパス２が直面しやすい悩みです！

最近は、自分主体に生きていこうと決めたそうですが、
調和させることができないのも、やはり辛い。

顔色を気にすることも、自分本位に生きることも
極端になっちゃうと、矛盾や衝突を生みますよね。
良い塩梅を探っていくことが必要です。

ともあれ、お互いに成長途中なんです。
そのためにライフパスを知ることは、
お二人の目標になってくれたようです。

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