原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

ばらつきはあるものの、
月に来る鑑定依頼200～300件のうち、
150～250件は恋愛が絡むもの、

もしくは恋愛も含めた相談
といったところでしょうか。


ご相談に来て下さるのは
中学生から50代の方まで、
中でも多いのは22歳から45歳くらいです。


「女」として社会に出て、
周りからも「大人の女性」
として扱われ、苦労の多い年代です。


男性も来て下さりますが、
やはり9割近くは女性です。


どんなご相談に対しても大抵は
生年月日から
「どんな相手を望むか」
「どんな人に好かれるか」
を割り出し、タロットで状況を
見て行くようにしています。



ただね、
「その恋は終わる」「やめなさい」
ってタロットが言う恋って、あります。


実際、私も自分自身の事で経験があります。


20代半ばの頃付き合っていた相手。

何度タロットを引いても、最終は
「月」のカードの正位置。

 

 

 

 

未来は定まらない、
まだ見えてない一面がある。


キーワードは夜、夢、無意識。


さすがに毎回同じカードが出るのでぞっとしながら、
それでも半分意地になって付き合っていました。


でも、やはり別れました。

きっかけは、ある日見た夢でした。


夢の中には、私と、その彼と、
見知らぬ女の子が出てきました。

3人は居酒屋でお酒を飲んでいるのですが、
彼は女の子とばかり喋っているのです。

嫌な夢だな、と思いながら起きました。

その数日後、たまたま、
彼が未成年の女の子と
何度も二人で会いお酒を飲んでいること、

その女の子は、自分のブログに
彼とのデートの様子や恋心を綴っていることまで判明してしまいました。


女の子の念がそうさせたのか、
夢が私に教えてくれたのか。


彼は仕事柄、華やかな芸能界の女性と
接する事が多い生活でした。


そんなの気にする事ではない、
と思っていたのですが、

そこから気持ちは徐々に冷めていき、
別れを告げました。

私に幾度となくメッセージをくれた
タロットのカード「月」

良い事を示している場合もあるのです。


それでも、
出る度に胸騒ぎがした勘は
間違っていなかったんだな…
と不思議な気分になりました。



占いで
「やめたほうがいい、いずれ別れる」
と出ている恋。

どんなに信頼している大人から
「やめなさい」
と言われても、自分で納得しないうちはなかなかやめられない。


それと同じで、
タロットで出ただけでは理由がはっきりしないので
心に留めておく程度にする。


現実を知ってはじめて、
タロットが言おうとしていたことがわかる。

ということ。


この件以外にもたくさんありました。


だからね、

占いの結果は、
心構え、
みたいなものなのかもしれないな
と思います。


「結果が出たからわからないけど従う」

だとうまくいくかもしれないけれど、

ちゃんと納得して傷ついたり、
苦しいけれど自分の意志で決断したり、
という経験も必要だと思うんです。



あなたが好きになった人が、
信じられない一面を持っていたり
自分に対しての気持ちが不誠実だったり

そういうの、ショックですよね。


でも、そうだとしても、
現実を見ましょう。


見抜けなかったあなたが悪いんじゃなく、
もうね、これは仕方ないから。