HOME > 星読み師たちの総合ブログ > アーカイブ > カァリィ > かありいの昔話㉘インドで人体実験  病気診断と対応コース13

  • banner1.jpg
  • banner1.jpg

かありいの昔話㉘インドで人体実験  病気診断と対応コース13

 外来である日40代のインドサイズ(太り気味)

中年女性が家族に連れられてやってきた。

院長の隣でケースシートに記入する。
彼女の娘婿が昔ここで働いていたセラピストだったという
縁があるらしい、彼も一緒にやってきた。
 
書き取りは院長先生が英語に直したことを書く。
 
質問は院長がして、患者であるおばさんが自分で答えるはずが、
なぜかついてきた夫と娘婿が代わりに答える。
 
 FB_IMG_1500437673789.jpg
25年前に夫がアラブ諸国に出稼ぎに行った40日後から眠れなくなった。
症状が治らないので夫は戻ってこざるを得なくなったが、
不眠症は治らず、病院に行き睡眠薬をもらい、それ以来常用しているが
最近鬱状態で体がだるく何も出来ず、寝てばかりいるので連れてきたとの
こと。膝も痛くて歩くのもつらいそうだ。(おそらく太り過ぎによる)
 
院長がその薬の副作用をググると、中に「鬱、体重増加」とあった。
 
結論は、彼女は夫の不在がきっかけで不眠になり、
薬を25年間常用することにより副作用で鬱と肥満になり、
その結果膝を痛めて歩くのもつらくなったというのが要約だ。
 
夫がいないだけで不眠になるのか?
そしてそれが治らなかったのは薬を飲み続けたからじゃないか?
入院治療するのかと思いきや、本人がマッサージして
リラックスすればいいと入院治療を拒んでいるらしく、
睡眠オイル(頭のツボに塗る)とその他飲み薬で
しばらく様子をみることになったらしい。
 
 
彼らが帰った後に、なぜ彼女は自分の症状を自分で説明したり、
質問に答えないで夫が代わりにしゃべるのか、
これがインドスタイルなのかと院長に聞いたら、
そうではなく、彼女は鬱状態でしゃべるのがめんどくさくて
出来ないから夫が代わりにしゃべっていたのだとのこと。
 
不思議なことに、鬱状態にあるとは言っても彼女は肉付きがいいせいか、
まったくそのように見えなかった。
又、インド人だからか顔にも不幸そうな雰囲気はなく、
むしろ微笑をたたえていたといってもいいくらいで、
全く不思議な鬱患者だった。
 
元気になったら夫が又出稼ぎでいなくなると思って
病気でいたいというそのタイプではないだろうね?
と思ったが、真相は不明なままだ。
 
私の実習が終わる1週間くらい前に車いすのインド人のおばあさんが
家族に連れられてやってきた。
 
高血圧で数年前にアーユルベータ治療を受けに来たらしいが、
2週間ほど前に高血圧により、右か左か半身不随になったそうだ。
 
歩けないだけではなく、しゃべれないし、
ご飯も自分では食べれないので息子に無理やり
口をこじ開けられて食べさせられていた。
 
水を飲むのもスプーンでこじ開けた口に無理やり流しこんでいた。
当然排泄も自分で出来ないので息子の嫁が世話係でつきっきりで滞在するようだ。
 
血圧を測るのも腕を動かせないのでなかなか大変で
彼女を苦しめたくないので最初からドクターに任せて私は観察するだけにした。
 
ドクターの話しかけにも無反応。
目も白く濁って見えているのか不明だ。
息子が力任せにごつい手で顔をモミモミして肩をゆさゆさすると、
何とか意識がこちらに戻ってくるといった風情で、
目は開いていても殆どこの世にいないような。。。
 
私に言わせれば「余計なことしないでさっさと逝かせてあげた方が
本人は嬉しいんじゃないか?良くなる可能性ないだろう」という感じだった。
 
そして2週間もこんな状態だったら明らかに脱水症状に陥っているはずで、
それが原因で意識があやふやで衰弱してるんじゃないかと思い、
ドクターに点滴で水分補給しなくていいのか聞くと、
「必要ない。少しでも水は飲んでるから」というので、
これもインド的「無理はしないけど出来る範囲で」
世話するってことなのか?とそれ以上追及はしないことにした。
 
 
姉さんにこの話をして、インドでは肉親が最後の瞬間になった時、
長引かせるために入院させたり管につないだりしないで
そのまま自然に死なせることが多いのか聞いてみると、
 
「人によると思う。インドでも多くの人が病院で
点滴させて死なせてもらえないで金だけかかってるって状況はいっぱいある。
このおばあさんにしても他のケースにしても、
私たちがそれをするのは死にゆくその人の為というより、
自己満足というか、自分は親の為にこれだけのことをやったと
自分を納得させるためだけにすることの方が多いから。
そういう意味ではこれはその息子が自分の為に出来る最後のことをしてるんじゃないか」という。
 

____________________________________________________________________________

毎週火曜日はカアリィの日!

20代の男女向け、恋活鑑定スペシャル

毎週火曜日開催(次は8月15日だよ!)

15時―21時(要予約)

一人30分、5000円。

  手相から皆様の現状を読み解きます。

  オーラ鑑定で皆様のエネルギーの質を解説します。

  対話による思考エネルギー鑑定から、皆様が意識していない現状や、問題の本質を読み解きます。

  カードを使いながら、其々のお悩みの原因を明らかにし、その解決法を提示します。

  幾つか選択肢がある場合、カードを使いそれぞれの道を選んだ場合の吉凶を占います。

____________________________________________________________________________

こんな方にお勧め

●恋愛中

相手の気持ちを知りたい。今後の恋の行方を知りたい。

●出会いがない方

なぜ出会いがないのか?そしてどうやったらいい出会いが起こるのか?

●自分の恋愛傾向を知りたい方

どんな人に惹かれやすいのか、どんな人を探すべきか?

●相手の恋愛傾向を知りたい方

●いいご縁の結婚の時期を知りたい方

 

※相性など、見てほしい相手がいる場合は、その方の加工なしの写真を最低3枚、できれば背景が白っぽいものをご用意下さい。できればツーショットもあるとお二人の関係鑑定がより正確に行えます。

 

Warning: readfile(/home/jam/hoshiyomishi.com/public_html/blog/cmn/include/karlie/author.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/jam/hoshiyomishi.com/public_html/blog/2017/08/post-3602.php on line 131

メルマガ登録はこちら

オンラインでチャット占いCoCoYomi

Lineトーク占い師募集
国内最大級の占いサービス・LINEトーク占いの占い師を募集しています

占い館のフランチャイズオーナー募集中
低リスクで不況に強い「占いビジネス」は起業にも副業にも最適です

電話占い師募集
電話占い業界最大手で、占い師のお仕事を始めるチャンスです

東京・表参道で占いを勉強するなら原宿占い学院
東京・表参道で占いを勉強するなら原宿占い学院

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: かありいの昔話㉘インドで人体実験  病気診断と対応コース13

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://www.hoshiyomishi.com/bcms/mt-tb.cgi/5622

< かありいの昔話㉗インドで人体実験  病気診断と対応コース12  |  一覧へ戻る  |  *8月14日から20日の運勢を星座別で占いました* >

このページのトップへ

星読み師一覧

月別 アーカイブ