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「木・火・土・金・水」の5元素からなる
東洋占術を学ぶにあたって、 最初に教わるのが この「五行説」 古代中国の思想で、 すべてのものは 「木・火・土・金・水」 この5元素から成り立つ という考え方です。---------------------
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この思想、一番の特徴は 相互作用が働くという点。それぞれが、 単体で存在しているのではなく、 互いに影響し合っているのです。 木は燃えて火を生み、 火はそれを土に還す 土から金が採掘され 金は水を潤す そして水は木を育む これが五行の 「生じる」循環です。 この関係を専門用語で、 「相生(そうじょう)」といいます。 そして、もう1つ 「傷つける」循環があります。 木は土の養分を奪い、 土は水をせきとめる 水は火を消し、 火は金を溶解させる 金は研がれ斧となり、 木を伐採する この流れを 「相剋(そうこく)」といいます。 こうして 互いに傷つきながら、 支えあう関係。 それが自然の摂理である、 という考え方です。 西洋の4元素を大きく違うのは この点です。 西洋では、 このような循環という概念がありません。 風はずっと風、 火はずっと火、 水はずっと水だし、 土はずっと土。 変わらない、という考え方ですね。 なぜこの違いがあるかというと、 東洋の考え方は、 四季からきているから。 物事は常に移り変わる。 春に花が咲き 夏に青葉が芽吹き 秋に実り、収穫し、 冬は春への準備です 日本には四季があり、 それを重んじる感性が備わっています。 ですから、 五行を使った占いが 高い的中率になるのです。
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(椿心言) 2019年5月 2日 08:21 | 個別ページ | トラックバック(0)
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