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人の悩みは三千年前から同じ。

 不要不急の外出を

避けるため
自宅でヴェルニの
鑑定などをして
日々を過ごしています。
 
早くほしよみ堂に
行けるようになりたい
ものですが
 
 
今更ながら
自宅で何を
やっているかと
言いますと
 
 
最近はひたすら
筋トレ
瞑想
読書
の三つです。
 
 
自宅にいるからこそ
自分を省みる時間が
増えたという事で
今まで疎かにしてきたり
後回しにしてきたものを
再開させています。
 
 
 
中でも読書は
占い師でありながら
手をつけてこなかった
『易教』の勉強と
言いますか
元の漢文を読み下し
更に日本語として
読みやすくしたものと
解説を合わせて読んでいます。
 
 
易経とは今から三千年前ほど昔に
書かれた短い書なのですが
短い文章の中に人生を見通す
様々なヒントにつながる
言葉が書かれていて
 
さらに皆さまがおなじみの
易を使った占いに派生する
わけですね。
 
ちなみにほしよみ堂の
taka先生はすぐれた
易者でもあり
先生監修の
易占が出来る
アプリがあります。
無料です。
ぜひ一度お試しください。
とてもよく当たります。
 
 
さて、易経というのは
短い文章で人生の節目や
出来事、心のあり方を
教えてくれるのですが
私の好きな易の卦があります。
 
水風井
 
井戸を表すものなのですが
この井戸は人から
忘れられています。
でも、井戸は
変わらず
冷たい水を出しています。
いつか通りかかった
旅人に水を与える為。
 
これと似た言葉に
 
桃李はものを言わざるけれど、その下に自ら蹊(道)を成す
 
何やら難しい感じがしますが。
 
 
俳優の松坂桃李さんの名前の
元になった言葉です。
 
 
桃や李(すもも)は物を言わず
ただ季節になれば実をつけますが
その実を求めて人が集まってきます。
それは道となる。
こんな解釈でしょうか。
 
私たち占い師は
今対面鑑定が難しい状態に
います。
ですが、確実にそこに存在しています。
声をあげて存在を主張しなくても
桃や李のような実を求めて
人は必ず集まってくる。
 
 
今、見てくれる人がいなくても。
必ず実を求めて人がくる事を
信じています。
 
 
易経は三千年前の教えで
難解な部分が多く
私も占いとして
使う部分しか知らずにいる
ところがあるのですが
人の心や悩みは
どんなに時が経っても
変わらないのですね。
 
少しずつ勉強しながら
偉大な先人のヒントを
生かしながら占いに
活用したり
いつか人が集まる
井戸や桃や李に
なりたいと思います。

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