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月のうさぎ ~逢えない時は月を見上げて~

皆さま こんばんは。

名古屋ほしよみ堂の
碧斗彩良(あおと・さら)です。
 
今日は十五夜。
 
十五夜とは、一年で最も美しいとされている
「中秋の名月」を鑑賞しながら、
収穫などを感謝する行事です。
 
月といえば「うさぎ」。
 
月の模様の黒い部分は
「海」と呼ばれる低地。
 
その黒い部分で
「餅をついているうさぎ」の姿を
昔の人は見たてました。
 
そこから、月にはうさぎが住んでいると
言い伝えられているようになりました。
 
 
そんなお月さまを一緒に鑑賞しながら
 
好きな人に今年の感謝を伝えたい。
そして、二人の実りある未来を共有したい。
 
そう願ってしまうのは、
人として自然な感情です。
 
ただ、好きな人と簡単に逢えない方は
十五夜の月を見ると
逢えない辛さ、寂しさを実感して
余計に心が悲しくなってしまうのでは
ないでしょうか...。
 
どんなに想いあっていても、信じあっていても
その寂しさは消えてはくれません。
 
寂しさから辛くなり、相手を責めてしまう。
 
 
そんなマイナスな感情も
愛される喜びや安心感を
知ってしまったからこそ。
 
愛されているからこその
なんとも、贅沢で幸せな気持ち。
 
 
そんな時は、寂しさに負けそうな自分を
許してあげましょう。
 
そして、外に出てお月さまを見上げてください。
 
お月さまには、あなたと同じ泣き虫うさぎが
住んでいます。
 
逢えない寂しさで泣き過ぎて
目が赤くなった自分と同じ想いを
あなたがしないように
 
あなたとあなたの好きな人を
そっとずっと繋いでいきたい、
 
そう月のうさぎは願っています。
 
だから、寂しさで心が折れそうな時は
月を見上げましょう。
 
きっと、あなたの好きな人も同じように
あなたを想って月を見上げていますよ。
 
 
月が輝いているのは、
二人の想いを月のうさぎが
届けてくれているから。
 
 
夜空から月のうさぎと一緒に好きな人は
あなたの幸せをずっと見守ってくれています。
 
そう考えたら、泣いてばかりいられませんね。
 
さて、今年の「中秋の名月」には
どんなうさぎが住んでいるのかな?
 
あなたの心が少しでも穏やかにいられますように。
 

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