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占いとは諦めること・・・ってそんな哀しいこと言わないでと思ったアナタ、ぜひこの続きをお読みあれ!
いきなりショッキングなことを
言いました。
「占いとは諦めること」
である・・・
え~~じゃあ占い師さんて
お客様に「諦めること」を
常におススメしてるってこと?!
そんな馬鹿な!!
はい、
そんな馬鹿なことはしておりません(^^;)
がこの言葉、
ある局面では
非常に重要な真実を示しています。
****************
こんばんは!
元高校教師系占い師
花手葉 三照(はなてば みてり)です
****************
そもそも占いとは
なんのために存在しているのか。
古くは国の命運を決定する指針として、
重大な役割を担っていたのが占いでした。
では現代における占いの役割とは何か。
個人が自身の気質や運命を明らかにし、
今後の人生の歩み方を決定する。
あるいは現在の迷いや悩みを払拭し、
未来の方向性を探る。
また個人ではなく
組織の方向性を見定める一つの材料として
占いを用いる。
こんな風に占いは日々、
活用されているのだと思います。
で、ここで大事なこと。
こうして占いで知り得た
自身(組織)の運命や未来の方向性は、
一体どのように活用されるべきなのか。
もっと言えば
占いで運命や未来を知ることの
一番のメリットとは何か
ということです。
それはズバリ
「諦めること」
であります。
え、それじゃあ
恋愛でも仕事でも
組織の今後でも、
はたまた自分の人生全般でも、
悪い鑑定が出たら
潔く諦めなさい、って
そういうことですか?
・・・そういうことです。
身もふたもない言い方で
申し訳ありません(゚Д゚;)
しかしここには
字づらを額面通りに受け取っていただきたくない、
一つのトリッキーな真実が隠されています。
すなわち
諦める=明らめる
という事実です。
もともと「諦める」
という言葉は、
「明らめる」(古語)
が語源となっております。
辞書を引いてみますと
「諦める」
望んでいることが実現できないと認めて、
それ以上考える(する)ことをやめる。
【新明解国語辞典】
「明らめる」
① 心の曇りをなくさせる。
② 明瞭に細かいところまでよく見る。
③ 理にしたがってはっきり認識する。
④ 事の筋を明瞭に知らせる。
【岩波古語辞典】
とあります。
どうでしょう皆さん。
つまり「諦める」とは
もともと
心の曇りをなくし、理にしたがって
事の筋を「明らかにする」
という意味なのです。
ですから
占いによって知り得た運命や未来が
たとえ良からぬこと、意に沿わないことであっても
決してがっかりすることはないのです。
むしろそこにこそ
真骨頂があるわけです。
つまり
自身(組織)の運命や未来を
「明らかにする」ことによって、
「なぜいつも上手くいかないんだろう」
「なぜいつも同じ道をたどってしまうのだろう」
「なぜこういう弱点で苦しまねばならないのだろう」
という理由がはっきりと見えてくるわけです。
そしてその運命的弱点や良からぬ未来を
良い意味で「諦める」。
もうそういうものなのだから仕方がない
と開き直ることができるのです。
そうすればしめたもの。
「なぜ?どうして?」の呪縛から解放され
「ではこれからどうすればよいか?」
という前向きな開拓精神が
湧き上がるきっかけとなります。
何ならその運命や未来を知ることで
その弱点とも思える部分を
逆に自身(組織)の
セールスポイント、チャームポイントとして
ブランディングしていくという
新たな未来からの視点も
作ることができるようになるのです。
どうでしょう?
「諦める」って悪くない、
と思いませんか?
占いはあくまで
自身(組織)の未来を能動的に決定するための
非常に優秀なツール。
決して
「当たった、当たらなかった」
という表層的な部分にのみ
注目するべきものではないのです。
「明らめて諦める」
そして
「捨てるべきマイナス思考を捨てて変化する」
すると
「本当のあるべき姿に出会え
苦しみから解放され
安心して思う世界を構築することができる」
これが占い師が世の皆さんに伝えたい、
一番の真実なのです。
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(花手葉 三照) 2020年11月25日 23:35 | 個別ページ | トラックバック(0)
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