原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

 「何やってもいいよ」

「好きにしていいよ」

と言われると

逆にどうしていいかわからなくなる

制限がある中で

いかに目的を達成出来るようにするか

そのためには…

遠い昔、僕はラース・フォン・トリアー

というデンマークの監督の映画に

魅了された時期がありました

自分の内側に対する意識が強かった時期です笑

彼の有名な作品は

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

『奇跡の海』

など

当時、彼らが作った『ドグマ９５』という映画運動があり

ドグマ95には「純潔の誓い」と呼ばれる

映画を製作する上で10個の重要なルールがありました。

1．撮影はロケーション撮影。小道具やセットを持ち込み不可

2．映像とは別のところで音を作り出してはならない

3．カメラは手持ち。手で出来ない動きや静止についてはこの限りではない

4．映画はカラーで、人工的な照明は不可

5．オプティカル処理やフィルター使用は禁止

6．表面的なアクションは入れてはならない（殺人、武器など） 

7．時間的、地理的な乖離を認めない

8．ジャンル映画(アクション、SFなど）は、認めない 

9．フィルムのフォーマットはアカデミー35mm(スタンダード・サイズ)にすること

10．監督はクレジットに載せてはならない

制限がたくさんあるのに

《力強い作品》ばかりだった記憶があります

このドグマ９５について考えるときに

思い浮かぶ言葉がありました。

誰かが言った有名な言葉・・・ 

『自由ほど不自由なものはない』

自由と聞くといいイメージを

もつ人が多いかもしれませんが

《自由》ということは実は《不自由なこと》

とても矛盾した言葉になっていますが

何をしてもいいって・・・

実はとても難しいのです

自由という言葉は、

様々な制限のもとに生まれた言葉

制限するものがなかったら

何が自由で何が自由でないのかさえも分からない

制限するものがあるからこそ

そこに「知恵」を絞る楽しみがある

制限された中で

どう自由に生きるかがとても大事

そう、不自由、不便、制限があるから知恵を絞る

そして知恵を絞って得たものは

経験として蓄積される

成長につながる

何も制限がない中で

何をしてもいいと言われると

何をしていいのかわからない

例えば欲しいと思うものがあって

お金が足りない場合

本当に欲しいものなのか考えて

本当に欲しければ

自分の収入をどう増やしていくか

どうやって貯金していくか

本当に欲しいかどうかが明確になり

手に入れたときの喜びも大きなものになる

だから迷っているときは

自分に対して時に

「制限」をかけることが

やるべきことややりたいことが明確になって

力を注ぎやすくなる

例えば転職を考えていて

今までの職歴を生かすのか

全く違う世界にいくのか

自分はどんなことが得意なのか

どんな時に喜びややりがいを感じるのか

仕事を探す上で

「自分にとっての優先順位」が

高いことに絞ることで

見えてくるものがあるのです

原宿ほしよみ堂/専属占い師

ルーカス伽豆海（かずみ）

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