私とラマダン

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私とラマダン

こんにちは！

昨日マレーシアの友達が

いつもあなたの幸せを祈ってます、

みたいなメッセージをくれて、

「あ、そうえいば今ラマダン中だ！」と

思い出しました。

毎年日付が違うので忘れがちです・・

日本人には馴染みのないラマダン。

ラマダン＝断食期間

くらいには知られていると思います。

私が以前働いていた会社の本社が

マレーシアだったこともあり

割ととラマダンとの関わりはありました。

私が採用される際、

役員面接でマレーシアに行った時が

ちょうどラマダン期間中でした。

現地の人が会社の中を

いろいろ案内してくれたのですが

その際

「今はラマダン中だから、

みんなお腹もすいているし

イライラしている人もいるから

あまり大きな声で笑ったりしないように

気をつけてね。」

と言われ、初めてラマダンを

身近に感じました。

簡単にラマダンを説明すると

ラマダン期間中は

日が出ている間（日の出から日没まで）

飲食をしてはいけません。

なぜそんなことをするかというと、

食事を断つことで

空腹や自己犠牲を経験し、

恵まれない人達や平等への共感を

育むためだそうです。

ラマダン中はみんなで

苦しい経験をするので、

ムスリム同士の連帯感が強まるそうで、

寄付などが多く寄せられるように

なるようです。

ラマダンは１ヶ月続くのですが

その期間はみんな日が沈むと同時に

ご飯を食べたいので

早めに仕事を切り上げます。

なので、ラマダン中の

マレーシアとのやりとりは

午前中が勝負でした。

私もマレーシア人の部下が、

日本でラマダンに入るときは

気を使いました。

勤務時間をフレックスにして

早めに終わらせることは当然ですが、

なんとなく他のみんなにも

お仕事中におやつを食べることを

控えてもらったり、

ランチもそっと食べるようにしたり。

断食＝やせる、というイメージですが

夜中に食事をする人も多いので

割とこの期間に太る人が

多いように感じました。

こんな感じで

大変そうではありますが、

１年間で１ヶ月間でも

断食という自己犠牲の上に

神聖な気持ちで過ごせる期間があることは

素晴らしいことですよね。

でも、意志薄弱な私には

ムリだろうな・・・

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(鍋島菊歌) 2021年4月25日 10:32 | 個別ページ | トラックバック(0)

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