原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

原宿ほしよみ堂の

椰奈空〈ヤナク〉です。

私自身の生い立ちと、

なぜ私が占い師になったのか、

そのワケをお話ししていきます。

私と同じような体験をした方や、

これから占い師になろうと思っている方への

参考になれば幸いです。

今回は、前回の続き。

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ヤナクの生い立ち【私が占い師になったワケ】⑤

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私は人生の中で、

自分自身というよりも、

周りの人の心の脆さに触れる機会の方が

多かったように思います。

特に印象に残っているのは、母。

心が脆くなることで、

こんなにも人は変わってしまうのか

ということを目の当たりにしました。

それから、20代半ばに恋に落ちた人。

初めて芯まで好きになった人は、

とても繊細な人でした。

捨てられた子犬のような目をした彼。

事情があり一緒にはなりませんでしたが、

彼は数年前、もがきながら天国にいきました。

亡くなる数週間前、

私の出演する舞台を見にきてくれた時の、

あの、なんともいえない表情が

今も目に焼き付いています。

私の人生に、

とても影響を与えてくれた人でした。

私は養成所を出た後は

劇団に入団したりして

表現の道を歩んできましたが、

『私は何のために生きているのか』

『私は人に何を届けられる人間なのか』を

自分に問うてきました。

人生の中で

私と出会ってくれた人達が

そう思わせてくれたし、

きっと彼らが、その答えのヒントを

くれているはずだと思っていました。

そうして何年か経った後

『私は何を届けられる人間なのか』を考えた時に、

自分の中に、変わらずにずっとあるものは、

「愛」しかないな、と気づいたんです。

…ちょっと漠然とした表現ですが。

でも、状況はいろいろでも、

私は自分の人生の中で

たくさんの人から愛をもらってきました。

だから自分の中を探ってみても、

やはり愛しかない。

そんな私が人のためにできることは、

頂いた愛を還元することしかないのではないかと。

他に私ができることが

どうしても思いつかなかったし、

本気でそう思ったんですね。

…とはいえ、

なんで私はそう思うんだろう…

そんな時に出会ったのが、

占いだったんです。

(つづく)

椰奈空〈ヤナク〉

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