原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

昨日までのブログで

風水をはじめ

五行の理論などを語ってきました。

これらは全て

古代中国を発祥とするものです。

文献にもよりますが

風水などの基礎となる陰陽五行・八卦の哲学は

約6000年前にはすでにあったようです。

そして風水の文献で最古のものは

約2500年前に書かれた「葬経」と

されています。

とにかく、このように

風水はとても長い歴史があり

中国で長く人々の生活に生かされてきました。

では、現代中国ではどうか、というと

なんと風水を含む占い全般は

法律により禁止されているんです。

中国共産党は、

占いを迷信活動として捉え、

それに人が流されることを危惧しています。

要するに、麻薬のような作用があることを

恐れているんですね。

一党独裁の国ですから

占いなどを脅威に感じるのでしょう。

で、実際今の中国で

全く風水などがなされていないかというと

そうではないんです。

そりゃそうですよね。

何千年と生活の中にあったものを

ここ数十年で消すことはできません。

個人的になされているものは

表にでないのでわかりませんが、

党幹部が風水に関わり処分され

新聞沙汰になったことだけでも多々あります。

例えば、

2015年に四川省の副省長が新庁舎建設にあたり、

風水で建築場所や時期を決め

風水師に謝礼として約２億円払ったことで

処分されています。

謝礼金の額にもびっくりしますが、

法律に触れることがわかっていても

やってしまう。

それだけ、中国人にとって

風水が大きな意味をもっているという

証拠だと思います。

政権に抑えられても

中国人のDNAの中に生きているでしょう。

そういうことで、

中国共産党から逃げてきた人々が作った

香港・台湾では

今なお風水が根強く息づいているんですね。

では、お隣の国

韓国ではどうでしょうか。

こちらも、また歴史的に風水意識が強く、

現代の社会にもしっかり生きているようです。

明日は韓国の風水に触れてみたいと思います。