原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

あなたは、緊張したことはありますか？

私はたくさんあります！笑

多くの方が緊張を経験されるのは学校や仕事の面接の時でしょうか。

他には何かしらのオーディションや、

プライベートだと恋人の両親にご挨拶する時も緊張するかもしれませんね。

また占い師として駆け出しの方は、

ご相談者様と相対して鑑定をすること自体に緊張するかもしれません。

いずれにせよ、人前に立つこと、

“人に試される場”に立たされることで緊張する人が多いかなと思います。

私も職業柄、これまで幾度となく緊張と向かい合ってきました。

今回は、表現者として人前に立つ仕事をしてきた経験から、

緊張した時にどう対処すると良いか、私なりの方法をご紹介します！

まず最初に。

緊張は悪いイメージに捉えられることが多いですが、

実はそんなに悪モノではありません。

適度な緊張は自身のパフォーマンスを上げてくれます。

ベテランの舞台役者なんかは、

公演の本番前に全く緊張しない時は、逆に心配するくらいです。

ですので、まず意識を変えてみましょう。

『緊張は感じてOK！』なんだと。

緊張は自分の味方。

今が自分にとって大切な時だよ！と教えてくれています。

体が緊張してきた時にまずいと思う必要はなく、

緊張している自分を受け入れること。

心の中で『今が大事な時だと教えてくれてありがとう！』

と自分に言って、緊張を力に変えるんです。

また、自分に自信を持てず緊張してしまうという方は、

事前の準備をとにかく念入りにしてください。

たとえば面接の場でどうしても緊張してしまうという人は、

自分が面接時に言いたいことや予想される質問への返答を考えて

何度もデモンストレーションすること。

自分の見た目に自信がないのならば、

センスの良い人のマネをして研究すること。

自分の声に自信がないのならば

プロにレッスンをお願いして自分の声を磨くこと。

人と話すこと自体が苦手ならば

話すのが上手な人と話して教えてもらうこと。

王道ではありますが、努力というものは

自分がした分だけ自信につながります。

私は舞台経験がありますが、

これまで『よくセリフを覚えられますね』と言われることがありました。

経験のない方にとっては難しく感じられるのかもしれませんが、

セリフを覚えることはそんなに難しいことではありません。

セリフ覚えのやり方は、

セリフが自分の体に馴染むまでとにかく何度も何度もくり返すこと。それだけです。

他にもやり方はいくつかありますが、

やはり反復練習で体に馴染ませるのがいちばんの基本です。

考えなくても勝手に言葉が出てくるまで、とにかく回数をこなすことで

舞台上でたとえ不測の事態が起きたとしても、柔軟に対処することができます。

また、そこまでしたことが自分の自信にもつながるんです。

これは面接など、他の大事な場においても通じるものがあると思います。

事前のデモンストレーションを何度もしておくことで、

いざ緊張してきた時にも『あれだけやったんだから』と自信が持てるでしょう。

最後にもうひとつ、

緊張したときの対処法をあげるとしたら、

自分自身や周りの人たち、空間全体を俯瞰でながめてみること。

役者の世界で『第３の目』と呼ばれているものがそれなのですが、

実際にものを見ているふたつの目とは別に、

自分の頭の上、ななめ後ろにもうひとつ、

すべてのものを客観的に見る『目』を持つんです。

この第３の目を意識して客観性を持つことで、

緊張に飲み込まれないようにするんですね。

ちなみに私は、

緊張するような状況のときには、この第３の目を使って、

自分自身を含めて、人の動作や空間を観察しています。

『もしこの状況が舞台作品になったら』なんて思いながら、

いま目の前にある現実を見るとワクワクしてきますよ。

自分は緊張しやすいなと思われるようでしたら、

ぜひ参考にしてみてくださいね。

椰奈空〈ヤナク〉

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