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スミス女史のサインの謎解きはワインとともに
私は彼女が描いた絵が大好きです。
パメラ・コールマン・スミス
(1878年~1951年)
彼女のライフパスは33
独特な発想から
彼女が描いた78枚の絵。
それがウェイト・スミス版タロットデッキ。
彼女のニックネームはピクシー
ルノルマンカードも
彼女のものを愛用しています。
ちなみにこのルノルマンカード
原宿星よみ堂でも購入できます。
今回は、のんびりワインを飲みながら、
78枚の絵を鑑賞していて気づいたこと、
サインの謎?
についてお話ししてみたいと思います。
【ペンタクルの10】
よく見てください。
サインが右上です。
右上にサインなんて78枚中
この1枚だけ。
しかも、描いた情景と見る側との間に
「隔たり(上部のグレーの部分)」
がありその上にサインをしています。
他の小アルカナのカード
(Aとコートカードを除く)
にこういったグレーの部分は
1枚も見当たりません。
見えたままの情景を描いた感じです。
ペンタクルの10は子孫繁栄。
家族円満で経済的な豊かさも表します。
この情景に彼女は
自身の境遇との「隔たり」
を感じていたのではないでしょうか。
一線を引く思いで
グレーの部分を描き、
その上に意思表示をするかのように
サインをした。
「え?普通の家族の情景でしょ」
と思う人もいるかもしれませんが、
私は、生涯独身を通した
彼女を思うとき、
この1枚だけ
こんなふうに描いた心情を
あれこれ想像せずにはいられません。
【愚者】
え?サインが見当たりません。
隠れていないか?
注意深く見てみましたが
見当たりません。
78枚中、サインが無いのは
この1枚だけ。
これは謎です!
彼女は78枚を
どういう順番で描いたのか
わかりませんが、
最後に愚者を
描いたのではないかと推測します。
後に彼女は、知人に宛てた手紙に
「わずかな現金のために
大きな仕事をやり終えました」
と不満げに報告しています。
彼女は後世に多大な影響を与える
ものを残しながらも
生前にはその恩恵を受けることなく、
貧困のうちに生涯を終えました。
愚者にサインをしなかったのは
何故なのか?
愚者に託した思いがあるのでは?
想像が止まりません。
「こんな安い報酬で
引き受けちゃって。
私って愚か者?」なのか?
「私の人生は自由。
好きに生きて楽しいわ。」なのか?
サインが無い→未完である
タロットの物語は「未完の完」
という壮大なメッセージなのか?
赤ワインの豊饒な香りとともに
想像も膨らみます。
今夜はこのへんで♪
(レモネード) 2021年12月25日 11:11 | 個別ページ | トラックバック(0)
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