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手相「西洋手相は丘で見る、では東洋手相は何で見る??」
実は現在日本に多く広まっている手相は
そのほとんどが西洋手相なのを知っていますか?
現在では東洋手相は
ほとんどその姿を消してしまっていて
東洋手相を鑑定に取り入れている人は珍しいくらいです。
では具体的に、東洋手相と西洋手相は何が違うのでしょうか?
東洋手相と西洋手相の違いの一つとして
『丘(宮)の捉え方』があります。
西洋では金星や木星など
太陽系の惑星の名前を当てはめて
主に10つの丘で判断します。
一方、東洋手相では
坎宮、坤宮、震宮、巽宮、乾宮、兌宮、艮宮、離宮
からなる八卦(はっか)を
もとにした判断法があります。
こちらについては別の機会で細かく触れていきます。
東洋ではそれ以外にも
紫微斗数でも馴染みのある十二宮で
手のひらの部位を分ける判断法があります。
今回はこちらを簡単に紹介します。
手相「東洋手相 十二宮について」
一.命宮(めいきゅう)
自分自身の重要なこと、意志の力や生命力や精神力の強さ、対人関係などを表します。
二.財帛宮(ざいはくきゅう)
本人のお金や収入の有無、お金を稼ぐ力や、金銭の出入りなどを表します。
三.兄弟宮(けいていきゅう)
兄弟や姉妹、親戚など身内との縁の深さやそこからの影響などを表します。
四.田宅宮(でんたくきゅう)
家庭や家族の運や不動産運、遺産相続を表します。
五.男女宮(だんじょきゅう)
紫微斗数でいう子女宮にあたる宮です。
子供運や子供、目下の人との縁の深さや影響、男女の性生活を表します。
六.奴僕宮(ぬぼくきゅう)
後輩や部下など自分よりも立場が下の相手と関係や縁の深さを表します。
七.妻妾宮(さいしょうきゅう)
紫微斗数でいう夫妻宮にあたる宮です。
パートナーや恋人との関係、夫婦仲などを表します。
八.疾厄宮(しつやくきゅう)
自分自身の病気などの健康運、体質や慢性疾患、そして災難・トラブルの有無が表われます。
九.遷移宮(せんいきゅう)
物事の変化、旅行や引っ越しなど移動の吉凶などが表われます。
十.官禄宮(かんろくきゅう)
社会運や仕事運、目上の人との関係などが表われます。
十一.福徳宮(ふくとくきゅう)
商売が成功するか、人気や地位が得られるか、自分が成すことの吉凶を表します。
十二.貌宮(ぼうきゅう)
全体的な運勢、特に今現在の運勢の吉凶を表します。
もともと中国では
手相は「人相」の一部分としての
見方をされていたため
手相だけでの研究は
あまり深くされていなかったのです。
実はこの十二宮の考えは
『人相』でも使われていて
人相でも、顔の各部位に
宮が割り当てられているのです。
こちらもまた別の機会で。
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(ルーカス伽豆海) 2022年3月19日 11:04 | 個別ページ
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