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東洋手相「坎宮(かんきゅう)の判断」
日本でよく知られている手相のほどんどは
実は「西洋手相」なのですが
西洋手相が入ってくる前の日本では
東洋手相も多くの手相見に使われていました。
ざっくり言うと
西洋手相の方がわかりやすく
また馴染みやすいため
多くに広まりやすかったと言えます。
ただ東洋の思想は
日本には広く浸透していて
馴染みがあるので
現在の日本で
東洋文化と西洋文化と
絶妙なバランスで使い分けられているように
手相においても
西洋と東洋との両方の良いところを
取り入れいけると
より相談者にあった鑑定が
できるのではないかとおもっています。
それでは今回は
東洋手相の『八卦宮』の中の
「坎宮(かんきゅう)の判断」を書いていきます。
西洋手相での意味と比較をしながら
見ていきたいと思います。
東洋手相「坎宮(かんきゅう)の判断」
『坎宮(かんきゅう)』とは
手首の中央上の部分で
西洋手相でいうところの
「地丘」と呼ばれている範囲です。
地丘は
先祖、あの世、生まれ育ちを意味し、
この部分が発達している人は
霊感、洞察力が鋭く、特別な感覚がある人もいます。
気学での坎宮では
「水」のエネルギーで
悲しみ、落ちる、悩み、
健康運、SEX運といった意味があります。
東洋手相の八卦宮は
色づき、肉付き、それと
線の状態で判断します。
~坎宮の表すこと~
・住まい
・特に性交関係
・生まれ故郷との縁
・移動について
坎宮の色ツヤや肉付きがいい状態は
健康で長生きしやすく
さらにSEX運にも恵まれる。
妊娠・出産を表すこともありますし、
さらに生命線も綺麗にくっきり
伸びていれば最高の子宝の相です。
住居運も良いとされますが、
生命線の終点が坎宮にかかり
二股に大きく分かれると
生まれ故郷を離れると見ます。
西洋では旅行線と言われたりします。
逆に色ツヤや肉付きが悪いのは
そのまま逆の意味が出てきます。
体調を崩しやすく、
住まいや生活が不安定になったり
転居や転職など移動を伴うことも
難しいと捉えます。
色合いが特に悪い場合は
性病や婦人病などの可能性もあります。
西洋と東洋と合わせてみると
先祖やSEX、そして健康、住まい…
とどのつまり
坎宮(地丘)とは
「自分自身の根基(こんき)にまつわることを表す」
と言えるのではないかと思います。
どのような先祖から
どのようなルーツで生まれてきて
現状の健康、そして居場所となる ”住まい”
西洋手相の「地丘」は
結局「地球」であって
丘の基点となる場所。
そして気学での位置は
一白水星で「1」ですからね。
いかがでしたか?
西洋的な視点と東洋的な視点を
合わせて見ていくと
どのようなイメージで捉えたら良いかが
見えてきました。
言葉としての意味だけを
追おうとすると応用がききにくいんです。
だからこそ
手相はイメージで。
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(ルーカス伽豆海) 2022年4月27日 11:11 | 個別ページ
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