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【銃の歴史】を学んで考える、戦争がなくならない理由
【銃の歴史】
ある程度でも知っている方はどのくらいいますか?
私のブログを読んでくださっている人で、調べたことがある人はおそらくほぼいないと思います。
《平和》というテーマを扱うことが多い占い師にとって、「平和じゃない状態」を知らずして語れる平和などありません。
今回このブログを5分くらいで読んでもらって、新たな視点で《平和》について考える人が増えてくれればと思います。
銃は、火薬の発明から急激に発展しました。
2〜3世紀には中国で火薬が発明されていました。
1002年頃には(諸説ありますが)火薬を使った武器が出来たと思われます。
1274・1275年の元寇(文永の役/弘安の役)では蒙古軍が“てつはう“を使用しました。
1543年、種子島に【火縄銃】が伝来。
1575年、織田信長が『長篠の戦い』で武田の騎馬軍相手に大量の火縄銃を用いました。
1639年の『島原の乱』以降200年は鉄砲を使った組織的戦闘は行われていません。
1670年頃、火打石で発火させる【ゲベール銃(前装式滑腔銃)】発明。
18世紀半ば、【ヤーゲル銃(前装式施錠銃)】が実用化。前装式施錠銃のメリットは高い命中精度、一方デメリットは生産性が低く発射速度も遅いことでした。
1830年頃、雷管の発明。
1834年、高島秋帆がオランダから武器と兵学書を購入、蘭式の『高島流砲術』を興します。
1836年、プロイセン(ドイツ)でボルトアクション式小銃が発明されるもあまり普及せず。
1841年、武蔵国徳丸原(板橋区高島平)で江戸幕府初の洋式調練が行われました。
1849年、フランスのミニエ大尉が【ミニエ銃(雷管式前装施錠銃)】を発明。銃身内にライフリング(螺旋状の溝。弾丸が安定する)が施されるようになったのもミニエ銃から。この頃、施錠銃が発展・普及し、滑腔銃のゲベール銃は急速に旧式化しました。
1853年、ペリー来航、日本開国。各藩で軍艦購入。洋式歩兵隊創設。
1860年、【エンフィールド銃(前装式)】と【スナイドル銃(後装式)】の登場。スナイドル銃はカートリッジ式です。
同年、世界初の後装式連発銃【スペンサー銃】発明。「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた山本八重も〈七連発式スペンサー銃〉を使用していました。
1861年、『アメリカ南北戦争』で、ミニエ銃が初めて戦場に大量投下されます。密集隊形→散兵戦術が主流となりました。
1866年、『普墺戦争』で、前装式ミニエ銃を使用したオーストリア軍に、後装式ドライゼ銃を用いたプロイセン軍が勝利。
1880年、村田経芳により、国産ボルトアクションライフル【村田銃】開発。
明治・大正・昭和にも銃は使用され、
銃口に剣を装着した銃剣もたくさん使用されていました。
さてさて、
日本だけで見ても実に400年以上、銃と共に発展してきました。
明治時代1876年、廃刀令が出て刀の時代が終わり、
昭和終戦後1958年、銃刀法により銃も所持することは禁止となりました。
漫画・アニメ『鬼滅の刃』は大正時代が舞台です。
主人公たちが“刀を持っている”という理由で警察に追いかけられるシーンや、一般市民が“刀を見て“恐怖の表情を見せるシーンもありました。
帯刀を禁止されている時代で、
刀を持った人が周囲にいるということは、
持っていない人からするとものすごく怖いことです。
以前、アメリカで銃の乱射事件が起きた後、
市民に『あなたは銃を持つのをやめられる?』という
インタビューをしている動画を見ました。
その中で数人が同じ意見を言いました。
「マトモな人は銃を持つのをやめられる。
だが、マトモじゃない人は銃を持つのをやめない」
「銃に立ち向かうには、銃を持つしかない」
さらにアメリカ内の銃ショップの店員にもインタビューしていました。
「うちの家業は代々、銃を売っているんだ。銃が売れなくなったら生きていけないよ」
「実際に今、戦争があるからこの国は経済がまわっているんだ。僕は銃社会には賛成だね」
「代々の家業が銃販売店」て、日本人の中に共感できる人はほとんどいないですよね。
こんなにもハッキリした銃社会賛成派がいると思わなかった私はかなりショックを受けました。
日本でそんな発言をすれば人生が終わるほど社会的に抹殺されそうですが、他国では戦争に肯定的な意見の人も当たり前にいて、それも決して少数ではないのです。
戦争がなくならない理由はひとつではありません。
現在、76歳以下の日本人は自国での戦争を経験していません。
実は日本史の中でも、武力争乱が一切なく平和で戦争の心配もない時代(最近若干怪しいですが)というのは、たったここ76年間だけ。
これまでの日本というのは、戦争をして勝った側が政治権を握り、発展してきたのです。
「民族」「宗教」「格差」「資源」など様々な理由で戦争が起きます。
戦争があるおかげで儲かっている、と言う人たちも実際に多く存在している。
私たち日本人は圧倒的に「NO WAR!」意見が多いけど、他国は決してそうではないことを頭に入れておかねばなりません。
歴史をしっかり学べば学ぶほど、「戦争がなくなることなんてないなぁ」と思えてしまいます。
それは日本も例外ではないのです。
《平和》という言葉の認識は、国により全く異なるのかもしれません。
改めて、いろんな視点で《平和》の意味や 意義について考えなければならないなぁと私は感じています。
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(瓔珞ルノン) 2023年1月14日 12:24 | 個別ページ
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