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メソポタミア神話 ★天地冥界の19神★
メソポタミアの神の数は、42神(英雄含む)
☆創世の神々が12神
☆天・地・冥界の神々が19神
☆英雄や守護神が11神(人)
ほかにも、怪物や悪霊など有象無象が20体、物語の中で確認されています。
前回は、創世の12神をご紹介しました!
今回は、天・地・冥界の神々19神をご紹介します!
あなたの知っている神も出てくるかもしれません♡
★天・地・地下(冥界)、19神★
シン〈暦の神〉月の象徴。満月名「ナンナ」・三日月名「スエン」。太陰暦の「30」という数字で表されることも。三日月型の船に乗っている。
↓子
(双子の兄)シャマシュ〈占いの神〉太陽の象徴。太陽円盤で表される。シュメール語では「ウトゥ」
(双子の妹)イシュタル〈愛の女神〉金星の象徴。八芒星で表される。天の船マアンナに乗っている。「イシュタル」はアッカド語、シュメール語では「イナンナ」。
⇅
(夫)タンムーズ。妻の尻に敷かれる〈牧畜神〉。シュメール語では「ドゥムジ」。イシュタルがエレシュキガルに殺された際、妻の喪に服さず玉座にふんぞり返っていたことにより、イシュタルを地上に復活させる身代わりとして冥界に送られた。死んで復活する神。ギリシャ神話のアドニスのモデル。
↓
(姉)ゲシュティンアンナ=「天のぶどうの木」〈植物の女神〉弟タンムーズに代わって冥界行きを申し出た優しい姉。タンムーズと半年ずつ交代で冥界勤めをすることになる。エレシュキガルに仕える冥界の書記。歌手で詩人。
⇅
(夫)ニンギシュジタ=「良き木(真理の木)の主人」の意味。ラガシュのグデア王が『個人神』として崇めていた神。
ネルガル〈冥界の神〉=シュメール語で「偉大なる町(冥界)の権威」の意味。火星の象徴。ギリシャ神話のヘラクレスと同一視される。
⇅ ♡情熱的な大恋愛!♡
(妻)エレシュキガル〈冥界の女神、性愛の女神〉=シュメール語で「大いなる地(冥界)の女主人」の意味。イシュタルの姉でありライバルといわれる。
⇅
(前夫)エンヌギ=「偉大な神々の運河監督官」の意味。冥界の神としての神格も持つ。
アダド〈天候の神〉メソポタミアの中でも古い神。北西メソポタミアではアダド信仰が盛んだった。「アダド」はアッカド語。シュメール語では「イシュクル」。ミタンニ王国のフルリ人は自身らの雷神テシュプと同一視していたといわれる。
⇅
(妻)シャラ〈農耕の女神〉乙女座のスピカの象徴。「スピカ」はラテン語で「麦の穂」を意味する。
⇅
(夫)ダゴン〈穀物の神〉魚の尾を持つ人間、もしくは魚の頭を持つ人間で表される。エヌマ・エリシュでは最高神とも言われていたが、後世では見た目からか怪物扱いされてしまうようになった。
ナブー〈書記術の神〉『天命の粘土板』に神々の運命を記すという重要な役割を担っていた。父マルドゥクを追い落として万能の神となった。妻は山羊座の象徴タシュメツだったが、のちニサバが妻となった。元来セム系の神で紀元前2000年頃にシリアからバビロニアにもたらされた。ギリシャ人はアポロンと同一視した。
⇅
(妻)ニサバ〈豊穣・穀物の女神〉書記術や学問を司る。諸芸の女神。ナブーより古くからのメソポタミアで信仰されていた神だったが、ナブーが登場したことで役割を取って代わられ、配偶神として信仰されるようになった。
ヌスク〈火と光を司る神〉ランプで表される。前後に二つの顔を持つ双面神。大気の神エンリルの従神&伝令役。
マルトゥ〈暴風・戦士・破壊の神〉=シュメール語で「西方の遊牧民アムル人」のこと。アッカド語で「アモリ」。転々と移動する遊牧民が「野蛮」だと評価した話もある。
シドゥリ〈酒場(知恵)の女神〉=「乙女」の意味。ギルガメッシュ叙事詩に登場。ギルガメッシュにアドバイスをする女神。別名アチユタ(=不死のもの)・アナンタ(=無限のもの)。
テシュブ〈嵐・天候の神〉シュメール・アッカドを吸収して王国を作り上げたヒッタイト人に主神として崇められた。帝王切開で生まれたらしい。。。ギリシャ神話のゼウス、ローマ神話のユピテルと同一視されていく。
アサルルヒ〈呪術&清めの神〉当時、呪術は生活の一部だったので大変重宝されていた。エンキの息子とされる。古バビロニア以降、マルドゥクに習合されていった。
古代メソポタミアでは呪術が盛んに行われていた!!
西洋占星術を勉強した方なら、メソポタミアと聞けば天文学や占星術の元を作った文明だとなんとなく浮かんでくると思います。
上記のアサルルヒは呪術関係を司る神ですが、人間に起こる病などの不具合はだいたい悪霊の仕業とされ悪霊払いが盛んに行われてたので、かなり重要な扱いを受けていました。
古バビロニア時代には、祈祷には様々な方法がありました。
・悪霊に向かって直接唱える
・悪霊の攻撃から身を守る
・最初に悪霊について物語のように語り、その後悪霊に対する儀礼を唱える
・儀礼で使用する儀器に向かって唱える
アサルルヒは、特に最初の「悪霊に向かって直接唱える」際に重宝されていたとされます。
呪文の中に「エンキ」や「アサルルヒ」など神の名を入れることにより、儀礼中の自身の身を悪霊から守ることができたといいます。
まぁ、現代の日本でも似たようなことしたりしますよね。
悪霊に向かって直接攻撃は、心霊番組で見るあれ?とか、憑かれた人の背中バンバン叩くとかでしょうか。
他にも、
・お経や祝詞や真言を唱える
・塩をまく、紙垂で祓う、身体にお経を書く(芳一w)
・菅原道真のように怨霊を神格化して崇める
・奉納刀剣等に向かって唱える
古代メソポタミア人は、呪術・祈祷・占い・天文学など、現代の私たち占い師が学ぶ内容の様々な分野を開拓しました。
先駆者たちが信仰した神や神話を学ぶと、より一層、人類にとって何がどう必要で何をどう発展させようとして天文や占いを生み出したのか、どんな役割を持っているのかがわかったような気がしてきます(笑)
占いは「内臓占い」みたいなちょっとアレなものでしたけど・・・。
次回は、『★英雄&守護神11神(人)+怪物・悪霊など有象無象20体★』
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(瓔珞ルノン) 2023年2月 5日 11:24 | 個別ページ
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