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神社やお寺の知識の基礎!!わかりづらい【日本神話】の話をわかりやすく解説①
今回お話しするのが【日本神話】についてです。
日本で初めて日本神話についての記述が確認できる現存書物は、飛鳥〜奈良時代に編纂された『古事記』と『日本書紀』です。
どちらも天武天皇によってほぼ同じ時期に編纂されましたが、内政用と外政用で目的が異なるため、ストーリーの細部や登場人物に多少の違いがあるのが面白いところです。
神功皇后回のブログで、『古事記』と『日本書紀』の違いについてザックリ簡単に解説しています。
そちらをチラッと確認してからこの回を読んでいただくとより面白く感じるでしょう。
日本神話=《八百万の神》
日本神話といえばイメージされるのが《八百万の神》という言葉かと思います。
「やおよろずのかみ」と、大体の日本人は読めることでしょう。
八百万もいるので、全員ご紹介はできません。
私は“日本人用に“という目的で書かれた『古事記』をベースにお話ししていきたいと思います。
皆さんが思いつく日本の神といえば、天照大御神(アマテラスオオミカミ)かと思います。
神仏習合理論で大日如来とも同一視されます。
では、アマテラスがどうやって誕生したのか、その過程をご存知でしょうか?
【日本神話のはじまり】
〈別天神(コトアマツカミ)〉と〈神世七代(カミヨナナヨ)〉について
〈別天神5神〉
天と地がわかれた後、神が生まれ住んだ地を高天原(たかまがはら)と言います。
高天原の中心を表す神:天之御中主(アマノミナカヌシ)・高御産巣日(タカミムスヒ)・神産巣日(カムムスヒ)が現れて、すぐ消えました。この三神を『造化三神』といいます。
宇摩志阿斯訶備比古遅(ウマシアシカビヒコジ)と天之常立(アメノトコタチ)という二神が現れ、また消えました。
〈神世七代7神(ペア)〉
国之常立(クニノトコタチ)が現れたのち、豊雲野(トヨクモノ)が現れ、どちらもすぐ消えました。
その後、ペアの神が続々と生まれます。
宇比地邇(ウヒジニ)・須比智邇(スヒジニ)ペア
角杙(ツノグイ)・活杙(イクグイ)ペア
意富斗能地(オホトノヂ)・大斗乃弁(オホトノベ)ペア
於母陀流(オモダル)・阿夜訶志古泥(アヤカシコネ)ペア
伊邪那岐(イザナキ)・伊邪那美(イザナミ)ペア
イザナキ&イザナミペアからは様々な神が生まれました。
火の神火之迦具土(ヒノカグツチ)を生んだ際、イザナミが大火傷を負って死んでしまいます。
ここから、黄泉国の物語がスタートするのです…
【黄泉国】
イザナキは、死んでしまったイザナミを取り戻しに黄泉の国を訪問しました。
イザナミは「黄泉戸喫(よもつへぐい)をしたため戻れない。神々に掛け合ってみるから待ってて」とイザナキに伝えます。
イザナキは、待ちきれずに覗いてしまいました。
そこには、変わり果てたイザナミの姿がありました。
イザナミはとてつもなく怒り、逃げるイザナキを黄泉醜女(ヨモツシコメ)や雷神に追わせました。
イザナキはなんとか逃げ切り、黄泉比良坂(よもつひらさか)に千引きの岩と呼ばれる巨大な岩を置き、決別しました。
イザナキは「穢れたところへ行ってしまった…これは禊をしなくてはならない」と海で禊をすることにしました。
禊の際、脱いだ衣服からも神が次々と生まれ、
禊の最中に左目を洗ったところアマテラスオオミカミ(天照大神)が、右目を洗ったらツクヨミノミコト(月読命)が、鼻を洗ったらスサノオノミコト(須佐之男命)と、日本神話に欠かせない3神が爆誕したのです。
アマテラスは高天原を、ツクヨミは夜の国を、スサノヲは海原を、それぞれ管轄としました。
【天の岩戸】
スサノヲは「母のいる根の国に行きたい!」と泣き喚いたところから物語はスタートします。
困ったイザナキは、スサノヲを天から追放。
スサノヲは根の国に向かう途中で、姉アマテラスのいる高天原に寄ろうと思い立ちました。
アマテラスは、スサノヲの荒々しい足音に警戒します。
スサノヲは身の潔白を示すため、
《アマテラスの勾玉・スサノヲの剣》で誓約※(うけい)をした結果、アマテラスの勾玉からは5柱の男神が誕生、スサノヲの剣からは3柱の女神が生まれました。
この結果でスサノヲは調子に乗って乱暴狼藉を働きます。
アマテラスは怒って天の岩戸に引きこもり、世界は真っ暗になり、みな困ってしまいました。
色々試した結果、天宇受売命(アメノウズメ)が神楽を舞い、アマテラスが気になって少し戸を開いたところを天手力男(アメノタヂカラヲ)がアマテラスを引きずり出し、無事に世界は明るくなりました。
八百万の神々は、スサノヲを天から追放しました。
【スサノヲVSヤマタノヲロチ】
天を追い出されたスサノヲは、出雲の国へ到着しました。
そこで、オホヤマツミの子:アシナヅチに出会います。
アシナヅチはスサノヲに「毎年、ヤマタノヲロチに娘を奪われているんだ」と悩みを相談しました。
スサノヲは「じゃあヤマタノヲロチを倒す代わりにクシナダヒメ(アシナヅチの最後の娘)を嫁にくれ」と約束し、アシナヅチもOKしました。
スサノヲは大きな八つの樽に酒を入れ、八つの門それぞれに置きました。
ヤマタノヲロチが酒を飲んで寝入っている間に、スサノヲはヲロチを斬り裂きました。
ヲロチの尾から草那藝剣(くさなぎのつるぎ)を発見しました!
草那藝剣はアマテラスに献上されました。
スサノヲは約束通りクシナダヒメと結婚しました。
出雲の国、須賀の地に宮殿を設けます。
宮殿を建てた際に周りから雲が湧き立ったため、
「八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」と歌を詠みました。
ちょっと長くなりましたが、
天地が別れてから初めての神々〜アマテラスの誕生〜スサノヲが出雲の地に進出するまでを簡単にご紹介しました☆
また次回をお楽しみに!!( ´ ▽ ` )
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(瓔珞ルノン) 2023年4月10日 14:26 | 個別ページ
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