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【飛鳥・奈良時代に流行した占い】ってどんなの??
過去ブログで、弥生時代〜古墳時代に流行した占いについて語っています!
↓↓↓
https://www.hoshiyomishi.com/blog/2023/04/post-7026.php
・古代中国・殷の時代から行われていた【亀卜】(きぼく)
・允恭天皇が行った荒技裁判制度【盟神探湯】(くかたち)
・【亀卜】の派生で鹿の角を使用する【太占】(ふとまに)
・日本史初の日本人(卑弥呼)の職業【神託】(しんたく)
では、飛鳥時代・奈良時代になってからはどんな占いが流行ったのか?
今日はあまりポピュラーではない占いも含めてご紹介していきますネ☆
【易占=筮竹】
易は古代中国の伝説上の人物:伏犠(ふっき)が八卦を作り、殷代末期に文王(姫昌)が卦辞を、文王の子:周公が爻辞を作ったといわれています。それを広め伝えたのが孔子です。
夏時代の『連山』・殷時代の『帰蔵』・周時代の『周易』と《三易》あったともいわれますが、『連山』と『帰蔵』はかなり早い段階で滅び、現在伝わっているのは『周易』のみです。
飛鳥時代は中国から様々な占術が、漢字や仏教とともに日本へ伝来しました。
古代に生まれ、秦の始皇帝による焚書坑儒も免れた『易経』も一緒に伝わっています。
中国で代々「帝王学の書」と呼ばれ伝わってきた『易経』を、日本の皇位継承者が無視するはずはありませんね。
大海人皇子(天武天皇)も〈壬申の乱〉の際には自ら筮竹で戦況を占い、結果、勝利したといわれています。
【粥占】(かゆうら)
正月15日(小正月)に粥をたいて、かきまぜる棒(※「粥掻棒」と呼ばれる)に付着した米粒の量で、その年の農作物の豊凶を占います。
使うツールは箸のような棒だったり草の茎だったり色々あったようです。
最近、私が調べ始めたと同時に、現代でも粥占をやってらっしゃる神社をTwitterで偶然見つけたので驚きました。
Twitterで見た“北部九州“の粥占では、カビの生え方や色で占うようです。地域色ありますね笑。粥占担当の氏子さんもいらっしゃるみたいで、見に行きたい!と思いました。
ちなみに「粥掻棒で家中の柱を叩くと安泰に、女性のお尻を叩くと男児が生まれる」という伝承もあるようです。粥掻棒、別名「孕箸」という記述も発見。気になりますが、ちょっとこれ以上はここでは踏み込みません。※現代では何かに引っ掛かる可能性があるので良い子はマネしないでね!
【辻占】(つじうら)
夕占(ゆうけ)や道占(みちうら)ともいいます。
夕方、辻(※十字路・交差点の古い言い方)に立ち、通りがかる人々の言葉を聞いてその内容や言霊で吉凶を占いました。
現代でもすぐに実践できそうですね。
私は「渋谷のスクランブル交差点で辻占したらカオスな状況になりそうだなぁ」と、想像して笑ってしまいました。交差点選びの時点から占いは始まっていそうです。
【亀卜】【太占】
なんと根強い人気と信頼感★
飛鳥時代や奈良時代に入ってからも長いこと使われました。
奈良時代以降の太占では、鹿の角だけでなく牛や馬の骨も使われるようになったようです。
太占は「ふとまに」と読みますが、古代文字とされる『フトマニ』とは別物です。
次回、星占いも易も奇門遁甲もマスターした!?神道も仏教も道教も信仰?!伊勢神宮の式年遷宮を決めた!!天武天皇を深掘りしていきたいと思います( ´ ▽ ` )☆
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(瓔珞ルノン) 2023年4月15日 16:54 | 個別ページ
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