原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

昨日のブログで、“神道“と“仏教“と、神仏習合について簡単に語りました！！

今日は引き続き、“道教“について簡単に説明していきます(*´ω`*)

“道教“は中国固有の宗教

“道教“といえば、古代中国の思想家である老子や荘子が出てくる方が多いかと思います。

「道（タオ）」に身を委ねて不老不死の仙人となり自由に生きるのを理想とする思想です。

宗教としての道教は、老子荘子の「道家」の思想に加え、古代の殷・周時代の中国神話や呪術、春秋戦国時代にうまれた陰陽五行思想などが混ざり合い発展してきました。

孔子の「儒教」や釈迦の「仏教」などと同様に、老子の道家も「道教」と呼ばれるようになりました。

上記３つが、中国三大宗教とされます。

“道教“の日本への伝来

日本には4世紀頃には伝来していたといわれます。

前回までのブログで、奈良県で発見された高松塚古墳やキトラ古墳には【北極星を中心とした星宿図】が天井に描かれているとお伝えしました。

これらの古墳と時代の重なる天武天皇が、北極星を中心とする道教に傾倒していたという内容も書きました。

伊勢神宮の「太一」信仰

天武天皇は、伊勢神宮の式年遷宮を制定したといわれますが、伊勢神宮もやはり道教の「太一(たいいつ)」信仰と関係してきます。

太一とは「万物の根源」とされ、北極星の別名としても使われます。

太一つまり北極星が、万神の最高神として考えられていたわけです。

実は「天皇」って…！？

前漢時代の中国では第7代武帝が道教の「太一」信仰に傾倒しましたが、後漢以後は廃れてしまいました。

道教にある「天皇（てんこう）」が、日本の「天皇」という称号の由来となっています。

道教は現代日本の日常にも残る、かなり重要な宗教だったのです。

日本でも昔から、メインになる宗教といえば神道・仏教・道教と言われていたりします。

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