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奈良時代の天才たちによる遣唐使ブロマンス劇場♡ 【吉備真備】【阿倍仲麻呂】
遣隋使と遣唐使は皆さんもご存知でしょう。
589年〜618年の中国〈隋〉へ行った『遣隋使(けんずいし)』と、
隋の後618年〜970年の〈唐〉へ行った『遣唐使(けんとうし)』です。
《遣隋使》ってなぁに?〜ズイズイ〜
第一回遣隋使は607年、小野妹子(※男です)が聖徳太子こと厩戸王の手紙を携えて行きました。
最後の遣隋使は614年、犬上御田鍬(いぬがみのみたすき)が行きました。
隋という国自体が短かったので、遣隋使もたった7年間の出来事でした。
遣唐使として有名な人物は、高向玄理(たかむこのくろまろ)・南淵請安(みなぶちのしょうあん)・旻(みん)などがいます。
《遣唐使》ってなぁに?〜トウトウ〜
第一回遣唐使は630年、最後の遣隋使を務めた犬上御田鍬が務めました。
894年に太宰府天満宮で知られる菅原道真が遣唐大使に任ぜられて以降、遣使は行われず、唐が907年に滅亡したことで終了しました。
遣唐使として有名な人物は、吉備真備(きびのまきび)・阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)・玄昉(げんぼう)・藤原清河(ふじわらのきよかわ)などがいます。
逆に唐から日本に来た有名人物として、鑑真(がんじん)がいます。
彼は754年に日本に戒律を伝え、奈良に唐招提寺を創設しました。
さてさて、ザラララッとご紹介してしまったのですが、
中でも『占い』と切っても切れない人物がおります。
それが吉備真備と阿倍仲麻呂です!!!
ほしよみ堂をご存知の方は【陰陽師カード】を手にされている方も多いことかと思います。
そのカードの中にも登場する人物です。
奈良の天才スーパーヒーロー?!吉備真備(きびのまきび)
693年や695年の生まれといわれています。
20代前半の若さで遣唐使に抜擢され、716年に阿倍仲麻呂や玄昉らと共に日本を出て717年に唐に留学しました。
18年間唐で学び、735年に日本へ帰国しています。
吉備真備は日本にさまざまなものを持ち帰りました。
『孫子の兵法』虎の巻、陰陽道、囲碁など…
平安時代の陰陽師である安倍晴明も吉備真備の記録を読んで陰陽道を学んだという話もあるのです!!
さらに、現代の日本人が使用しているカタカナは吉備真備が発明したという説まであるのです!!(当時の僧侶たちが作ったという説が通説になりつつあります)
現代でも「天才」や「奈良のスーパーヒーロー」「奈良の魔法使い」とも称される吉備真備。
当時もやはり人気者だったようです。
唐では、楊貴妃を妃にもつ玄宗皇帝にも才を惜しまれながら帰国。
帰国後は聖武天皇夫妻から寵愛され、玄昉と共に橘諸兄政権を補佐し、良家の人物に嫉妬されて乱を起こされたり政権崩壊で左遷されてもめげず、光仁天皇擁立にまで尽力しました。
頭が良くて行動力も人望もあり、結果、【右大臣】にまで大出世したのです。
留学していた間は、ほとんどのお金を実用的な書籍に費やしたといわれています。
私も小説よりも実用書や勉学的書籍ばかり読むので、真備に近いじゃん( ̄∀ ̄)ニヤリとしてしまいます笑
奈良と唐で板挟み?!みんなに好かれまくり留学生阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)
698年の生まれとされます。
吉備真備や玄昉らと共に唐へ行った留学生の1人で、最後まで日本に帰国できなかったことで知られる人物です。
吉備真備よりも年下で、唐に到着した717年はまだ19歳でした。
一説には、吉備真備を帰国させるために自分を犠牲にしたなど言われています。ある絵巻では、吉備真備を助ける『鬼』として登場しています。
阿倍仲麻呂は唐で科挙を受け合格、玄宗皇帝に仕えました。
歌人の李白や王維などとも交流があったとされます。
仲麻呂は30年間も唐で過ごし、他の遣唐使らと同じように日本への帰国を試みました。
このとき、唐での別れの宴のときに遠い故郷の奈良を思い出し、
「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも」と詠んでいます。
残念ながら船は荒天により、ベトナムに着いてしまいました。
船が遭難したと知り、友人の死を悼んだ李白は、
「明月不帰沈碧海」
明月のように高潔だった仲麻呂が、青い海の底へ沈んでしまった。と、仲麻呂を「月」に例えて詠っているのです。
阿倍仲麻呂の陰陽師カードにも「月」が描かれています。
こういうエピソードを意識すると「え〜仲麻呂と李白〜ンンン〜♡♡♡」とキュンキュンせずにはいられません!笑
無事に生き延びた仲麻呂はまた唐へ戻るのですが、その後は玄宗皇帝の反対もあり日本への帰国が叶わずに唐で亡くなりました。
753年には鑑真に面会して、来日した際に戒律を教えるように懇願しました。
留学生にも関わらず、実力でスーパーエリート階段を駆け上ってしまい、皇帝から帰国を許されなかったほどの秀才です。
陰陽師カードでも、吉備真備と阿倍仲麻呂は背景が一緒で同じ場所にいることがわかります。
私としてはブロマンスを感じざるを得ない(阿倍仲麻呂は李白も月で繋がってる…)ので大好きな人物たちです( ´ ▽ ` )
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(瓔珞ルノン) 2023年5月 8日 11:36 | 個別ページ
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