原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

突然ですが僕は愚痴や弱音を

あまり吐きません。

もともと自分のネガティブな思いを

人に話すのが苦手でした。

どちらかというと我慢してしまう方でした。

もともとそういう傾向が

あったのもあります。

また人が人の陰口を言っていたり

ずっと愚痴を吐き続けているのを

20代の頃にたくさん見て

良い思いをしなかったから

というのもあります。

以前にある人から

「愚痴や弱音を誰にも言えてないんじゃないか」

と言われて、そうかもしれないと気付かされました。

人にはアドバイスとして

吐き出すことも必要だと言っておきながら

自分がなかなかできていなかった。

身近な人に時には弱音を吐いてもいいんだと

自分に許しを与えようと思ったのです。

「占い」の相談に正論なんていらない！？

数年前、親が心筋梗塞で救急で運ばれ

最終的には一命を取り留めたということがありました。

その時は心配だった気持ちも大きく

これから先々のことも考えたら

ほっとしつつも不安な気持ちも生まれてしまい、

身近な人に素直にその気持ちを話したのです。

そしたら

「そんなこと考えていても仕方ない。こう考えるべきだ！」と

いうように強い口調で言われてしまいました。

確かにそれは正論。

いつもなら同じように考えている。

何も反対の意はない。

でもその時はそんな正論の言葉が

欲しかったわけじゃなく

ただその気持ちを誰かに話したかった。

聞いてくれるだけでよかった。

男だって、占い師だって、

人間なのでそんな時もあります。

常に答えが明確で

心が鉄のように強いわけではないのです。

そして

こういうこと、占いの相談でも

同じようなことが多々あると思います。

意見やアドバイスを望む前に

まず自分の話を聞いて欲しい

自分の思いを受け止めて欲しい

少しでいいから心に寄り添って欲しい

気持ちが落ち着いて

前向きにこれからどうするか

どうするべきかを考えられるようになったら

そこで始めて人からの意見を

冷静な状態で受け止められるようになる。

だからこそ僕は

相談者が話し続けている限り

話を遮ったりせずに

できるだけ耳を傾け、

まずは思いを聞きたいと思っています。

だって答えは自分の中に

もうあったりする場合もあるし、

自分で考えて行動できる人が

実は多かったりするから。

吐き出すことを吐き出したら

頭の整理をして

そっと一押ししてあげたら

自分で答えに向かっていくのです。

僕にとって占いは

その手伝いをするような

立場として考えています。

今までたくさんの苦難を

乗り越えてきたのだから

きっと自分の力で乗り越えられるはず。

時には人に少し寄り添って欲しい時がある。

そして気持ちが落ち着いたら

ちょっとした指針を受けて自分の足で歩いていく。

その一時的な場所であればいい。

そう思うのです。

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ほしよみ堂/占い師

ルーカス伽豆海（かずみ）

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