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歴史オタク占い師が語る大河ドラマ『どうする家康』最終回レポ!!私的MVPは北川景子様?!真の武士(もののふ)は誰!!

本日、大河ドラマ『どうする家康』の最終回でした!

とても熱い1時間でしたね!

まずは、真田信繁(幸村)が徳川本陣に突入し、家康の目の前まで到達する場面がとてもアツかったです!!

実際はあんな目の前までは到達できていないでしょうけど、ドラマの見せ方としては視聴者の脳と心に響くアクションシーンだったと思います。

日本一の兵(ひのもといちのツワモノ)」と呼ばれたのも納得、ドラマ中のセリフにもありましたが「真の武士(モノノフ)」だったと思います。

過去の大河ドラマですが、真田信繁が主役の『真田丸』では、主演の堺雅人さんと真田信繁(49歳)との年齢が近くて違和感なく、堺さんの演技でもって緩急に揺すられながらときに昂って見れたのでオススメです。

そして気になって調べましたが、今回のドラマで真田信繁を演じられていた俳優さんは日向亘さんという方ですが、

19歳なんですか???えええ!?!?!?

ものすごい貫禄で雰囲気からの武勇度も高かったので、30代前半くらいかな〜と思って見てたのでびっくりしてしまいました!

すごい俳優さんですね…知らずに見終えてしまった汗

登場シーンからもう一度見直したいです。

そしてそして、大阪城が燃えましたね…

秀頼くん…茶々さま…

今回の大河ドラマ、誰よりも北川景子様が輝いていたように思うくらい、最初から最後まで大活躍でしたね。お市と茶々と、1人で親子二役お疲れ様でした!!

茶々は、秀吉を狂わせて「化け狐」「女狐」と呼ばれ、妲己のような扱いで怖かったです。ただ、ところどころで私の涙腺も狂わせてきました。

前々回の話、大阪城が砲撃を受けて天井が崩れてくるところで、茶々が身を挺してお千を守ったところでダバダバでした。良い人すぎだったんじゃん。戦国時代は、良い人が生きるには向いてない世界ですわ。

泣きながら拒否るお千を徳川に返し、息子が切腹するところを家臣たちの前で凛とした表情で見届ける母親…。

そして後を追う家臣たち全員を介錯してまわる大野修理。大野にトドメを刺す茶々。

最後に「愚か者どもの最悪の国になるわ」みたいな憎しみの呪いの言葉を吐いて、息子に「儂の首を持って生き延びてくれ」と言われてたのに、皆と共に壮絶な最後を遂げる。

茶々の呪いが現代にも生きている気がす(ゲフンゲフン

私には絶対無理だぁ。同じ状況に陥ったとしたら、私はどうするだろうか。

果てたばかりの息子の耳元に、「見事であった」以外にも伝えたいこといっぱいあったろうに…。

茶々さまがやはりこのドラマ一番のモノノフだったに違いない。

千姫役の原菜乃華さんの演技も良かった。

『ミステリと言う勿れ』劇場版でヒロインを演じてたときも「すごぉぉお!」と思ったけど、こういう役どころで映える女優さんだなと思いました。胸に響いたよ、お千ちゃん。

徳川秀忠役の森崎ウィンさんも、私の中の秀忠像ととてもリンクする演技で良かったです。

最後だいぶ端折られましたが、のちに家光となる竹千代について、父親の秀忠と母親のお江は、竹千代の弟である国松の方を可愛がって贔屓してたんですよね。

「次の将軍は国松」にしようとしてたのだけど、祖父である家康は「竹千代を次の将軍にする」と決めていた。

この話を知った小学生の頃の私は、家康も幼名が「竹千代」だったからかしら?などと単純な考えでしたけど、大人になってから家康の考えをなんとなく理解できたものです。

さてさて、徳川家康と全然関係ない人たちで盛り上がってしまいましたが、

松潤も40話以降『タヌキ感』が出てて良かった。

特殊メイクもすごいけど、「戦=人殺し」の経験と責任を重ねて背負ってきたドス黒い闇の雰囲気が出てましたよ。

何話だったか忘れてしまったけど、亡くなった瀬名(築山殿)のことを考えながら薬研をゴリゴリしていたときの「人間なんか皆どうせ死ぬ、だから、誰が死んでも仕方のないこと」みたいな悲壮的な虚無顔が忘れられません。あの顔は今でも思い出せます。つらかった。

ここまでの地獄の苦しみがあったから、「幸せだったのでしょうか?」という阿茶局さまのセリフから展開して、幸せだった頃の家康と家臣のシーンに至るのがなんとも沁みました。

最終回の後半だけでも、時系列があっち行きこっち行きして視聴者は混乱するけど、病気での死に際はこんな感じにふわふわ〜ってなるのかなと家康の脳内に没入できた感じがしました。(家康の死因は胃癌だと言われています。享年75歳)

【厭離穢土欣求浄土】ですわ…

そして、あれだけいた家臣も、本多正信だけに。

正信も、家康が亡くなってから2ヶ月後に亡くなってんだね…はぁ(ため息)

2人の手が重なるあのシーン、尊すぎて、涙腺がおかしくなっちゃうよ…

あそこをしばらくスマホのロック画面に設定したいくらいですわ。見るたびにウルッとします。

築山殿信康とは、本当にこんな関係性でいたのかなぁ。確かめようがないからわからないけど。

実際の家康はどうだったかな?と思いを馳せながら最後まで見ることができました。

時代考証を踏まえて見ると「そこは違うよ〜」みたいな場面もいっぱいあるのですが、昨今の大河ドラマは〈どれだけ史実に正確か〉よりも〈どれだけ多くの人に興味を持ってもらえるか〉が大事だと思っています。

司馬遼太郎という作家が私は大好きですが、フィクションは多いけれどもファンも多く、そのファンの中から学者が誕生していたりもします。

大河ドラマの役割は、すでに知識のあるオタクを喜ばせることではなく、新たに歴史に興味を持つ人を増やすための入り口(スタートライン)であると思うのです。それは、歴史の継承にも史跡の存続にも繋がるのです。

でもなんか、やっぱり鎌倉時代とか戦国時代はまともじゃないや笑

黒い!闇!ツラい!だったもの…

必要のない死が多過ぎて。

ここからの『光る君へ』どうなるんだろ??

ユースケ・サンタマリアさん安倍晴明は楽しみです笑

旦那とも話してたけど、登場人物の「藤原」率が高いから、頑張って下のお名前とお顔と性格で早く人物を覚えながら見ていきたいと思います!!

ただね〜、平安時代上流階級の権力争いも闇の病みですからね。

心してかからねば!!

ものすごい長文になっちゃった笑

今日のレポは、ここで筆を置かせていただきます(о´∀`о)

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この記事を書いた人

瓔珞ルノン

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