原宿の当たる占い館【ほしよみ堂】紫微斗数、占星術、タロット、易、四柱推命、九星気学など

僕は26歳で結婚をして、その5年後に妻が進行性乳がんにかかりました。

僕は乳がんが発覚する前に、妻には、

「健康診断受けなよ。特に女性特有疾患の検査は受けた方がいい。」

と声を掛けていました。

仕事をしていると年１回の健康診断を受けさせる義務が会社にあるため、

必ず受けることになりますが、専業主婦にはそのような義務はなく、

まして、子供もまだ乳飲み子だと、自由が利かず後回しになるため、

常々声を掛けていました。

妻は、「若いから平気、平気」と私の言うことに、聞く耳をもたず。

そんな会話をした数か月後に、病気が発覚しました。

今振り返ると、その会話の時点で、すでに乳がんには罹っていたと思います。

あの時検査に行っていれば、あれこれと過ぎたとことを悔やむこともありました。

病名を告げられた時は、癌というだけで妻がいなくなる。と思いました。

人は誰しもが必ず死ぬということは頭では分かっていても

その現実が近くに来ると、その衝撃は言葉では言い表せないほどです。

病気にかかるまでは、仲がいい時もあれば、

大喧嘩したことも数多くありました。

健康な時に、優しくしてあげればよかったな。

家族皆で色々とお出かけをしておけばよかったな。

とこれから先叶えられないことに対する後悔に悩まされました。

占い師となり思うことは、

もっと相手の性格を知り、接したら、

より良い関係が築けたのではないかということです。

時間は有限です。あなたのそばにいる愛すべき人が、

この先もずっと元気でいるという保証はないのです。

より良い関係を築くために、その人はどういう人なのかを

占いを通して知る。長所、短所も含めて知ることで、

相手の行動や言動が、知る前より受け入れられるかもしれません。

こういう性格だからしかたないか

こういうことは嫌い、苦手だからやめておこう

こうすると喜ぶ人なのね。

等々、その人の取り扱いが全てではありませんが分かるようになります。

長所も短所も含めて大切な人を受け入れられるようになるかもしれません。

もちろん、夫婦に限った話ではありません。

大切な人すべてに言えることです。

時間はあるようでありません。

限りある時間を幸せに過ごすためのお手伝いができる。

占いの魅力の一つです。

今回はこの辺で。